属性を使用して、プロパティグリッドに表示される項目の表示方法とコンテンツをカスタマイズできます。C1PropertyGrid コントロールは、次のような属性をサポートします。
Display.Name:各プロパティに表示されるテキストラベルを設定します。
Display.Order:プロパティを表示する順序を指定します(カスタムソートを使用している場合)。
Display.Description:プロパティの説明を設定します。この説明は、編集されているプロパティがフォーカスを得ると、C1PropertyGrid の下部に表示されます。
DefaultValue:プロパティのデフォルト値を設定します。デフォルト値は、プロパティが他の値を持たない(初期化されていないか、null 値を持つ場合)場合、またはリセットボタンが押された場合に適用されます。
Editor:現在のプロパティのカスタムエディタを設定します(デフォルトで割り当てられているエディタを上書きする)。
MaximumValue:プロパティの最大値を設定します。MaximumValue は、数値エディタなど、意味を持つエディタでのみ考慮されます。
MinimumValue:プロパティの最小値を設定します。MinimumValue は、数値エディタなど、意味を持つエディタでのみ考慮されます。
Browsable:false に設定すると、プロパティは C1PropertyGrid に表示されません。
Category:プロパティが表示されるカテゴリを設定します。
PropertyBinding:プロパティとエディタとのデフォルトの連結を上書きします。たとえば、独自のコンバータを設定する場合や、プロパティのデフォルトの検証方法では不都合な場合に使用します。
DisplayFormat:プロパティの値を表示する書式を指定します。DisplayFormat は、数値エディタなど、意味を持つエディタでのみ考慮されます。
ReadOnly:True に設定すると、プロパティは C1PropertyGrid に表示されますが、値を変更することはできません。