C1FlexGrid を連結モードで使用していると、連結しているデータソースのデータがグリッドに表示されます。このとき、データソースに存在しない列を使ってデータを表示したい場合は、非連結列を使用します。非連結列は、グリッドにデータソースを連結した後に、デザイン時またはコードにより追加できます。
FlexGrid for WPF では、カスタムセルを作成するには、ICellFactory インターフェイスを実装するクラスを作成し、そのクラスのインスタンスを CellFactory プロパティに割り当てる必要があります。即ち、次のコードのように、CellFactory クラスを継承してカスタムセルファクトリークラスを作成し、その CreateCellContent メソッドでアンバウンド列の表示を制御します。
次のコードは、CellFactory クラスを継承して、追加する非連結列のセルの内容をカスタマイズする方法を示します。
これで、ボタンクリックで非連結列を作成し、グリッドの最終列に追加します。