FlexGrid for WPF
ShowErrors プロパティ
使用例 

C1.WPF.FlexGrid.4.5.2 アセンブリ > C1.WPF.FlexGrid 名前空間 > C1FlexGrid クラス : ShowErrors プロパティ
グリッドが検証エラーを表示するかどうかを決定する値を取得または設定します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property ShowErrors As System.Boolean
public System.bool ShowErrors {get; set;}
解説

検証エラーは、いくつかの方法でトリガーされます。

データ項目のプロパティセッターが例外をスローした場合は、セルエディタがエラーメッセージを表示し、エラーが修正されるまで、または変更がキャンセルされるまで、エディタはアクティブな状態を維持します。

データ項目が System.ComponentModel.IDataErrorInfoインターフェイスを実装している場合は、デフォルトのインデクサを実装し、列固有のエラーメッセージ(セルエディタにも表示される)を返すことで、項目が列レベルの検証エラーを発生させることができます。または、Error プロパティをエラーメッセージに設定することで、項目レベルの検証エラーをトリガーすることもできます。この場合は、いずれかの列固有のエラーとしてではなく、行ヘッダーの最初のセルにアイコンとしてエラーが表示されます。

データ項目が System.ComponentModel.INotifyDataErrorInfoインターフェイスを実装している場合は、上記の列レベルまたは項目レベルの検証エラーを非同期に発生させることができます。 System.ComponentModel.INotifyDataErrorInfoは、 System.ComponentModel.IDataErrorInfoより複雑で、実装も難しくなります。

使用例
下のコードでは、簡単な例外と System.ComponentModel.IDataErrorInfoインターフェイスを使用して、データクラスに検証を実装する方法を示します。 System.ComponentModel.INotifyDataErrorInfoインターフェイスを使用した検証の例については、http://msdn.microsoft.com/en-us/library/system.componentmodel.inotifydataerrorinfo(v=vs.95).aspx を参照してください。
public class Product : INotifyPropertyChanged, IEditableObject, IDataErrorInfo
{
  // ** 方法 1:Price が負の値に設定されたときに例外をスローします
  public double? Price
  {
    get
    {
      return (double?)GetValue("Price");
    }
    set
    {
      if (value <= 0)
      {
        throw new Exception("Price は0より大きくなければなりません");
      }
      SetValue("Price", value);
    }
  }
  
  // ** 方法 2:特定の列のエラーを返します
  string IDataErrorInfo.this[string columnName]
  {
    get
    {
      string msg = null;
      switch (columnName)
      {
        case "Cost":
          if (Cost <= 0)
          {
            msg = "Cost は0より大きくなければなりません";
          }
          break;
      }
      return msg;
    }
  }
  
  // ** 方法 3:行全体のエラーを返します
  // (検証は複数の列に基づきます)
  string IDataErrorInfo.Error
  {
    get
    {
      return Price < Cost ? "Price は Cost より大きくなければなりません" : null;
    }
  }
}
参照

C1FlexGrid クラス
C1FlexGrid メンバ