テーブルに多くのデータが表示されている場合、最初のいくつかの行を固定すると、グリッドをスクロールした際にそれらの行が表示されたままになるので便利です。
本動作を Rows.Frozen プロパティを設定して簡単に実現できます。C1FlexGrid では、Excel と同様にグリッドの固定領域とスクロール可能領域の間に黒い線が表示されています。また、FrozenLinesBrush プロパティを使用して、この分割線を削除したり、色を変更することができます。
次のコードは、Excel と同じような FreezePanes コマンドを実装する方法を示します。
ユーザーが _chkFreezePanes チェックボックスをオンにすると、イベントハンドラは Rows.Frozen プロパティを設定して、現在の選択範囲の上側に行が固定され、常に表示されるようにします。次の図に、この効果を示します。