FlexGrid for WPF
列のデータ型を設定する
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列単位でデータ型を設定するには、DataType プロパティを使用します。デフォルトでは、列の DataType プロパティは System.Object に設定されていて、列に任意のデータ値を格納できます。

次の例では、いくつかの列に対してデータ型を設定してその結果を表示します。

【実行例】

マークアップ
コードのコピー
<c1:C1FlexGrid.Columns>
    <c1:Column Header="列1"/>
    <!--Data型を設定します-->
    <c1:Column Header="DateTime型" DataType="{x:Type DatePicker}"/>
    <c1:Column Header="Boolean型" DataType="{x:Type sys:Boolean}"/>
    <c1:Column Header="Decimal型" />
    <c1:Column Header="列5"/>
</c1:C1FlexGrid.Columns>

必要に応じて、DataType プロパティをコードで設定することもできます。

コードのコピー
Public Sub New()
    InitializeComponent()
    '列のDataTypeプロパティを設定します
    c1FlexGrid1.Columns(1).DataType = GetType(DateTime)
    c1FlexGrid1.Columns(2).DataType = GetType([Boolean])
    c1FlexGrid1.Columns(3).DataType = GetType([Decimal])
End Sub
コードのコピー
//列のDataTypeプロパティを設定します
c1FlexGrid1.Columns[1].DataType = typeof (DateTime);
c1FlexGrid1.Columns[2].DataType = typeof(Boolean);
c1FlexGrid1.Columns[3].DataType = typeof(Decimal);

注意:

  • GetTypeメソッドの詳細は、MSDNを参照してください。
  • DataTypeプロパティは設計時に設定することも可能です。
  • 行、列両方のデータ型が設定されている場合、列の設定が優先されます。
  • 連結(バウンド)モードのグリッドにおける列のデータ型は、C1FlexGrid と接続しているデータソースに依存します。