FlexGrid for WPF
列の書式を設定する
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Format プロパティは列内のデータを書式設定して表示する方法を示します。列単位で書式を設定するには、Format プロパティを使用します。

注意:Format プロパティを設定した列の DataType プロパティが、Int32やDouble等の数値型や日付型に設定されていることを確認してください。Format プロパティは数値や日付データの書式を行うための機能ですので、DataType プロパティが Object や String 等に設定されている場合には機能しません。

【実行例】

 

マークアップ
コードのコピー
<c1:C1FlexGrid.Columns>
    <c1:Column Header="列1"/>
    <!--列の書式を設定します-->
    <c1:Column DataType="{x:Type DatePicker}" Header="日付を表示" Format="yyyy/MM/dd hh:mm:ss" />
    <c1:Column DataType="{x:Type sys:Boolean}" Header="ブール型のデータ"/>
    <c1:Column Header="数値" Format="#,##0.###"/>
    <c1:Column Header="列5"/>
</c1:C1FlexGrid.Columns>

必要に応じて、Formatをコードで設定することもできます。

コードのコピー
Public Sub New()
    InitializeComponent()
    ' 列の Format property を設定します
    c1FlexGrid1.Columns(1).DataType = GetType(DateTime)
    c1FlexGrid1.Columns(2).DataType = GetType([Boolean])
    c1FlexGrid1.Columns(3).DataType = GetType([Double])
    ' 列のFormatプロパティを設定します
    c1FlexGrid1.Columns(1).Format = "yyyy/MM/dd hh:mm:ss"
    c1FlexGrid1.Columns(3).Format = "#,##0.###"
End Sub
コードのコピー
    public SetFormat()
{
    InitializeComponent();
    
 c1FlexGrid1.Columns[1].DataType = typeof(DateTime);
   c1FlexGrid1.Columns[2].DataType = typeof(Boolean);
   c1FlexGrid1.Columns[3].DataType = typeof(Double);
   // 列のFormatプロパティを設定します
   c1FlexGrid1.Columns[1].Format = "yyyy/MM/dd hh:mm:ss";
   c1FlexGrid1.Columns[3].Format = "#,##0.###";
    
注意:
  • GetType メソッドの詳細は、MSDNを参照してください。
  • 数値型、日付型の書式指定についての詳細は、MSDNを参照してください。
  • DataType プロパティは設計時に設定することも可能です。
  • 行、列両方のデータ型・書式が設定されている場合、列の設定が優先されます。
  • 連結(バウンド)モードのグリッドにおける列のデータ型は、C1FlexGrid と接続しているデータソースに依存します。