このクイックスタートガイドでは、FlexReport for WPFのいくつかの機能について詳しく説明します。このセクションでは、レポート定義を作成し、レポートをFlexViewerコントロールロードし、レポートをレンダリングする方法を示します。
FlexReportDesignerアプリケーションまたはコードを使用してレポート定義を作成します。レポート定義を作成する最も簡単な方法は、FlexReport に付属しているスタンドアロンのC1FlexReportDesignerデスクトップアプリケーションを使用することです。
C1FlexReportDesigner.4.exe(64ビットシステムの場合、64ビットモード、また32ビットシステムの場合、32ビットモードで実行します)とC1FlexReportDesigner32.4.exe(常に32ビットモードで実行します)はお使いのコンピュータ上の「C:¥Program Files (x86)¥ComponentOne¥Apps¥v4」フォルダに置かれています。
FlexReport for WPFを使用して簡単なWPFアプリケーションを作成するには、次の手順に従います。
- 手順 1:レポート定義の作成
- 手順 2:レポートのロード
- 手順 3:レポートのレンダリング
手順 1:レポート定義の作成
FlexReport ウィザードを使用して、FlexReportDesignerアプリケーションで新しいレポート定義を作成します。 レポート定義を作成するには、次の手順を実行します。
- 32 ビット版のレポートデザイナーアプリC1FlexReportDesigner32.4.exeを実行します(ここでは、通常は32ビットのMS Jet OLE DBドライバーを使用できますので、32ビット版を実行しています)。ファイルメニューから新規を選択します。
- デザイナーの左端にある「レポート」タブの「新規レポート」ドロップダウンをクリックし、[レポートウィザード]を選択します。
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データプロバイダドロップダウンメニューからOLEDBデータプロバイダを選択し、接続文字列のテキストボックスの横にある省略符(...)ボタンをクリックして、プロバイダタブ内のMicrosoft Jet 4.0 OLE DBプロバイダと接続タブ内のC1Nwind.mdbデータベースを選択します。
C1Nwind.mdbデータベースは、ドキュメント¥ComponentOne Samples¥Commonフォルダに見つけることができます。
- 「データソース」タブからテーブルを選択し、「次へ」をクリックします。この例では、「Products」テーブルを選択しています。
- レポートをデータソースに接続した後、レポートのフィールド、レイアウト、およびスタイルを選択します。レポートに適切なタイトルを付けて、「完了」をクリックします。
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手順 2:レポートのロード
ファイルからレポート定義をロードするには、次の手順を実行します。
- Visual Studioで新しいWPFアプリケーションを作成します。
- XAML デザインに Button コントロールと C1FlexViewer コントロールを追加します。 C1FlexViewerコントロールの名前をViewerに設定します。
- 「手順 1:レポート定義の作成」でデザイナを使用してプロジェクトに作成したレポート定義ファイルを追加します。 ここでは、というProducts Report という名前のレポートを使用しています。
- アプリケーションにC1.WPF.FlexReport.4.dllへの参照を追加します。
- コードに次の名前空間を追加します。
- コードビューでは、Button_Clickイベント内に次のコードを追加して、レポートをロードします。
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手順 3:レポートのレンダリング
レポート定義を作成してC1FlexReport にロードしたら、レポートをC1FlexViewer コントロールにレンダリングできます。 レポートをレンダリングするには、コードビューでButton_Clickイベントに次のコードを追加します。
FlexViewer にレンダリングされて表示されたレポートを次に示します。
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