GanttView コントロールは、デフォルトのタスクプロパティ列に制限されません。ユーザーは、要件に合わせてカスタム列を作成できます。このコントロールには、カスタム列の作成に使用できる CustomFieldColumn クラスが用意されています。このクラスには、カスタム列のさまざまな属性を指定するためのプロパティも用意されています。たとえば、DataType プロパティはデータ型の設定に使用でき、Format プロパティはデータの表示形式の指定に使用できます。
次の図に、「予算」というタイトルが付いたカスタム列を含むガントビューを示します。この列は数値データを受け取り、それを「\」書式で表示します。
カスタム列を作成するには、CustomFieldColumn クラスのオブジェクトを作成し、Name、Caption、Format、DataType などの基本的なプロパティを設定します。次のコードは、数値データを受け取るカスタム列の作成方法を示します。この列に、タイトル「予算」および通貨書式「\」を指定します。この例では、「クイックスタート」で作成したサンプルを使用します。