GanttView は、次に示すように、作業リソース、マテリアルリソース、コストリソースの 3 種類のリソースをサポートします。
リソースタイプ | 説明 |
作業リソース | プロジェクトで定義された一連のタスクの実行に必要な人員と設備です。 |
マテリアルリソース | プロジェクトの一連のタスクの実行に必要な消耗品的原材料および物品です。 |
コストリソース | プロジェクトに必要なタスクに関連する財務費用です(移動費、交際費、雑費など)。 |
次の図に、ガントビューでタスクに割り当てられたリソースを示します。
GanttView には、リソースを管理するための Resource クラスが用意されています。リソースを作成して管理するには、Resource クラスのインスタンスを作成し、Name プロパティと Cost プロパティを使用してそれぞれ名前とコストを設定します。ResourceType プロパティを設定して、リソースのタイプを指定できます。ResourceType プロパティは、ResourceType 列挙に含まれる次の値を受け取ります。
TaskResources クラスには、ローカルで定義されたリソースディクショナリにリソースを追加するための Add メソッドも用意されています。ただし、リソースを作成するだけでは役に立ちません。ResourceRef クラスが提供されたタスクにリソースを割り当てる必要があります。ResourceRef クラスのオブジェクトを作成し、その Resource プロパティを設定し、Add メソッドを使用してそれをタスクに追加する必要があります。
次のコード例は、タスクに対するリソースの作成、追加、および割り当てを示します。この例では、「クイックスタート」 で作成したサンプルを使用します。