プロジェクト計画の中心はタスクです。タスクは、一連の目標を達成するために行う作業の量を表します。タスクは、期間、依存関係(ある場合)、およびリソース要件によって作業を定義します。
GanttView は、実行時にもコードでも、プロジェクト計画にタスクを追加できます。
実行時には、ツールバーにある[タスクの追加]ボタンからタスクを追加することができます。[タスクの追加]ボタンをクリックすると、タスク情報ダイアログが表示されます。ここで、タスクの名前、完了割合、開始日、終了日などの基本的なプロパティを設定します。また、チャートビュー内でマウスをドラッグして、新しいタスクを作成することもできます。マウスドラッグによって日曜日や土曜日などの勤務日以外を開始日としたタスクを作成すると、競合を解決するためのダイアログが表示されます。次の図に、[Conflict Resolver]ダイアログを示します。
[Conflict Resolver]ダイアログには、競合を解決するためのオプションが 3 つあります。
次の図に、GanttView に追加されたタスクを示します。
さらに、GanttView はマイルストーンやサマリータスクなどのさまざまなタスクをサポートします。これらは、マイルストーンタスクセクションとプロジェクトサマリータスクセクションで説明します。
コードでは、Task クラスのインスタンスを定義し、Name プロパティや Duration プロパティを使用して名前や期間などの基本的なプロパティを設定して、タスクを作成することができます。GanttView にタスクを追加するには、TaskCollection クラスの Add メソッドを使用します。次のコードは、タスクの作成、基本的なプロパティの設定、およびタスクを GanttView に追加する方法を示します。