KML は、地理的な表示と注釈に使用される XML ベースの言語で、最初は Google Earth 用に作成されました。
KML インポートは、KmlReader クラスによって実行されます。このクラスには、用意された KML ソース(文字列またはストリーム)からベクターオブジェクトのコレクションを作成するための静的メソッドがあります。このコレクションは、C1VectorLayer に簡単に追加できます。インポートされるオブジェクトの DataContext は、KML ソースの対応する XElement に設定され、インポート中に元の要素を使ってカスタム操作を実行できます。
インポートには次の制限があります。
KML プレースマーク要素のみがサポートされています。
内側多角形はサポートされていません。
アイコンはサポートされていません。
外部リンクはサポートされていません。
KML エクスポートは、KmlWriter クラスによって実行されます。このクラスには、用意されたストリームにベクターオブジェクトのコレクションを KML フォーマットで書き込むための静的メソッドがあります。
KmlWriter.Write() メソッドには saveElementCallback パラメータがあり、これを使用して、エクスポート中にカスタム操作を実行できます。このメソッドは、KML ストリームに保存される要素ごとに呼び出されます。たとえば、コールバックメソッドを使用して、KML カスタムデータを要素に追加できます。
エクスポートには次の制限があります。
C1VectorPlacemark.Geometry は KML ストリームに保存されません。