OLAP for WPF /Silverlight
ShowErrors プロパティ (C1FlexGrid)
使用例 

C1.Silverlight.FlexGrid.5 アセンブリ > C1.Silverlight.FlexGrid 名前空間 > C1FlexGrid クラス : ShowErrors プロパティ
グリッドが検証エラーを表示するかどうかを決定する値を取得または設定します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property ShowErrors As System.Boolean
public System.bool ShowErrors {get; set;}
解説

検証エラーは、いくつかの方法でトリガされます。

データ項目のプロパティセッターが例外をスローした場合は、セルエディタがエラーメッセージを表示し、エラーが修正されるまで、または変更がキャンセルされるまで、エディタはアクティブな状態を維持します。

データ項目が System.ComponentModel.IDataErrorInfo インターフェイスを実装している場合は、デフォルトのインデクサを実装し、列固有のエラーメッセージ(セルエディタにも表示される)を返すことで、項目が列レベルの検証エラーを発生させることができます。または、Error プロパティをエラーメッセージに設定することで、項目レベルの検証エラーをトリガすることもできます。この場合は、いずれかの列固有のエラーとしてではなく、行ヘッダーの最初のセルにアイコンとしてエラーが表示されます。

データ項目が System.ComponentModel.INotifyDataErrorInfo インターフェイスを実装している場合は、上記の列レベルまたは項目レベルの検証エラーを非同期に発生させることができます。System.ComponentModel.INotifyDataErrorInfo は、System.ComponentModel.IDataErrorInfo より複雑で、実装も難しくなります。

使用例
下のコードでは、簡単な例外と System.ComponentModel.IDataErrorInfo インターフェイスを使用して、データクラスに検証を実装する方法を示します。System.ComponentModel.INotifyDataErrorInfo インターフェイスを使用した検証の例については、http://msdn.microsoft.com/en-us/library/system.componentmodel.inotifydataerrorinfo(v=vs.95).aspx を参照してください。
public class Product :
INotifyPropertyChanged,
IEditableObject,
IDataErrorInfo
{
// ** 方法 1:Price が負の値に設定されたときに例外をスローします
public double? Price
{
get { return (double?)GetValue("Price"); }
set
{
if (value <= 0)
{
throw new Exception("Price must be greater than zero!");
}
SetValue("Price", value);
}
}

// ** 方法 2:特定の列のエラーを返します
string IDataErrorInfo.this[string columnName]
{
get
{
string msg = null;
switch (columnName)
{
case "Cost":
if (Cost <= 0)
{
msg = "Cost must be greater than zero!";
}
break;
}
return msg;
}
}

// ** 方法 3:行全体のエラーを返します
// (検証は複数の列に基づきます)
string IDataErrorInfo.Error
{
get
{
return Price < Cost
? "Price must be greater than Cost!"
: null;
}
}
}
参照

C1FlexGrid クラス
C1FlexGrid メンバ