OLAP for WPF /Silverlight
数値データの書式設定
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数値データに対しては、通貨やパーセンテージとして書式設定したり、独自のカスタム書式を作成することができます。

実行時に数値データを書式設定するには:

  1. C1OlapPanel[値]フィールドを右クリックします。
  2. コンテキストメニューの[フィールドの設定]をクリックします。[フィールドの設定]ダイアログボックスが開きます。
  3. [書式]タブをクリックします。
  4. 次のオプションのうちの1つを選択します。

    数値

    データを 1,235 のような数値として書式設定します。小数点以下の桁数を指定し、桁区切り(,)を使用するかどうかを指定できます。

    通貨

    データを通貨として書式設定します。小数点以下の桁数を指定できます。

    パーセンテージ

    データをパーセンテージとして書式設定します。小数点以下の桁数を指定できます。

    指数

    データを指数表記として書式設定します。小数点以下の桁数を指定できます。

    カスタム

    データに対して独自のカスタム書式を入力します。

             
  5. [OK]をクリックして、[フィールド設定]ダイアログボックスを閉じます。サマリーテーブルの値が変化していることを確認してください。        

コードで数値データを書式設定するには:

フィールドの C1OlapField.Format プロパティと Microsoft 標準の数値書式文字列を使用して、書式を指定します。

適用される書式文字列:

"N" または "n"

数値

データを 1,235 のような数値として書式設定します。小数点以下の桁数を指定し、桁区切り(,)を使用するかどうかを指定できます。

"C" または "c"

通貨

データを通貨として書式設定します。小数点以下の桁数を指定できます。

"P" または "p"

パーセンテージ

データをパーセンテージとして書式設定します。小数点以下の桁数を指定できます。

"E" または "e"

指数

データを指数表記として書式設定します。小数点以下の桁数を指定できます。

任意の非標準の数値書式文字列

カスタム

データに対して独自のカスタム書式を入力します。

このサンプルコードでは、最初にビューが作成され、次に通貨書式で平均単価が計算されます。

C#
コードのコピー
// ビューを構築します
   var olap = this.c1OlapPage1.OlapEngine;
   olap.ValueFields.Add("UnitPrice");
   olap.RowFields.Add("OrderDate", "ProductName");
// 単価を書式設定し、平均を計算します
   var field = olap.Fields["UnitPrice"];
   field.Subtotal = Subtotal.Average;
   field.Format = "c";