RichTextBox for WPF
スペルチェックの追加
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このトピックでは、アプリケーションにスペルチェックを追加します。このトピックは、C1RichTextBox コントロールと C1RichTextBoxToolbar コントロールをページに追加し、この2つをリンクしていることを前提とします。実行時にツールバーの[スペルチェック]ボタンをクリックすると、現在はスペルチェックが設定されていないというメッセージが表示されます。この手順では、辞書を追加してスペルチェックを設定します。

次の手順に従います。

  1. ソリューションエクスプローラで、.Web プロジェクトを右クリックし、[追加]→[既存の項目]を選択します。[既存項目の追加]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [既存項目の追加]ダイアログボックスで、RichTextBoxSamples サンプルフォルダ内にある C1Spell_en-US.dct ファイルを見つけます。デフォルトでは、ComponentOne Samples\WPF 4.0\C1.WPF.RichTextBox\RichTextBoxSamples\RichTextBoxSamples.Web または ComponentOne Samples\Silverlight 4.0\C1.Silverlight.RichTextBox\RichTextBoxSamples\RichTextBoxSamples.WebDocuments  フォルダにインストールされます。
    これはアメリカ英語の辞書ファイルです。代わりに別のファイルを追加する場合は、適切なコードを使用して以下の手順を変更できます。

  3. ソリューションエクスプローラで、MainPage.xaml ファイルを右クリックし、[コードの表示]を選択して、コードファイルを開きます。

  4. コードエディタで、次のコードを追加して次の名前空間をインポートします。

    コードのコピー
    Imports C1.WPF.RichTextBox
    Imports C1.WPF.SpellChecker
    
    コードのコピー
    using C1.WPF.RichTextBox;
    using C1.WPF.SpellChecker;
    
  5. 次のコードを MainPage コンストラクタに追加します。

    コードのコピー
    Public Sub New()
        InitializeComponent()
        Dim spell As New C1SpellChecker()
        spell.MainDictionary.LoadAsync("C1Spell_en-US.dct")
        Me.C1RichTextBox.SpellChecker = spell
    End Sub
    
    コードのコピー
    public MainPage()
    {
        InitializeComponent();
        var spell = new C1SpellChecker();
        spell.MainDictionary.LoadAsync("C1Spell_en-US.dct");
        this.c1RichTextBox.SpellChecker = spell;
    }
    

    このコードは、入力中スペルチェックを含むスペルチェックをアプリケーションに追加します。

ここまでの成果

この手順では、C1RichTextBox アプリケーションにスペルチェック機能を追加しました。C1RichTextBox に入力すると、入力時スペルチェックが起動し、スペルミスの単語に赤い下線が表示されます。C1RichTextBoxToolbar[スペルチェック]ボタンをクリックすると、今度は[スペル]ダイアログボックスが表示されます。