SpellChecker for WPF/Silverlight を使用すると、テキストを含む任意のコントロールのスペルチェックを実行できます。C1RichTextBox と Microsoft TextBox コントロールは、スペルチェックが組み込みでサポートされています。他のコントロールでスペルチェックを実行するには、ISpellCheckableEditor インタフェースを実装するラッパークラスを用意する必要があります。
たとえば、Silverlightの[SpellCheckerSample]は DataGrid コントロールのスペルチェックを実行する方法を示しています。グリッドに代わって ISpellCheckableEditor インタフェースを実装する DataGridSpellWrapper というクラスを作成します。このラッパークラスは、グリッドセルを列挙し、C1SpellChecker コンポーネントに各セルのテキストを公開します。エラーが見つかると、セルが選択され、通常どおりスペルダイアログボックスにエラーと正しいスペルの候補が表示されます。次の画像は、SpellCheckerSample サンプルで DataGrid をスペルチェックしているところです。