データマッピング

データマッピングは、FlexGrid に自動検索機能を提供します。たとえば、顧客の ID の代わりに顧客名、RGB 値の代わりに色名を表示できます。データマッピングが設定されている場合は、その列内の任意のセルを編集する際に、ピッカーが表示されます。

データマップは、グリッドに自動検索機能を提供します。たとえば、顧客の ID の代わりに顧客名、RGB 値の代わりに色名を表示できます。

次の図は、データマッピングが設定されている FlexGrid を示します。

GridDataMap コンストラクタには 3 つのキーパラメータがあります。データマップのソースコレクションは、配列または XuniCollectionView のいずれかになります。

array/initWithArray (NSMutableArray) - 検索項目を含む指定の配列 - または - collectionView/initWithCollectionView (XuniCollectionView) - 検索項目を含む指定のコレクション
selectedValuePath (NSString) - 項目（データ値）のキーとして使用するプロパティ名
displayMemberPath (NSString) - 項目のビジュアル表現として使用するプロパティ名

サンプルコード

以下のコードは、グリッドを製品のコレクションに連結してから、DataMap をグリッドの「CategoryID」列に割り当てて、グリッドに ID 自体ではなくカテゴリ名を表示します。

Swift
Objective-C
C#

var c3 = GridColumn()
c3.binding = "countryID"
c3.header = "Country"
c3.dataMap = FlexDataMap(countryArray, selectedValuePath: "countryID", displayMemberPath: "name")

GridColumn *c3 = [[GridColumn alloc] init];
c3.binding = @"countryID";
c3.header = @"Country";
c3.dataMap = [[FlexDataMap alloc] initWithArray:countryArray selectedValuePath:@"countryID" displayMemberPath:@"name"];

Column c3 = grid.Columns.GetItem<Column>(3);
c3.Binding = “countryID”;
c3.Header = “Country”;
c3.DataMap = new FlexDataMap (countryArray, (NSString)”ID”, (NSString)”Name”);

countryArray は、Country 型の NSMutableArray です。Country クラスは NSObject を継承し、2 つのプロパティ（ID と Name）を持ちます。