Xuni 製品ヘルプ
ヒットテスト

HitTest() メソッドを使用して、FlexChart 内でユーザーがタップしたポイントの X および Y 座標やインデックスを判定します。このメソッドは、FlexChart の系列外にツールチップを表示するといったシナリオで役立ちます。

次のコード例は、chart_Tapped イベントを定義する方法を示します。このイベントは、HitTest() メソッドを呼び出して、FlexChart 領域内のタップされたポイントの情報を取得し、それをグラフのフッターに表示します。

C# のコード

  1. chart_Tapped イベントを定義します。
  2. イベント定義で、インスタンス hitTest (タイプ ChartHitTestInfo)を作成して、HitPoint の情報を保存します
  3. HitTest() メソッドを呼び出して、タップされたポイントの情報を取得します。
  4. HitPoint 情報をチャートフッターに表示します。

    次のコードは、上記の手順を実行した後のイベント定義を示しています。
    C#
    コードのコピー
    static void chart_Tapped(object sender, Xuni.Xamarin.Core.Events.XuniTappedEventArgs e)
    {
        // HitPoint情報を取得するためにHitTestを起動します。
        FlexChartHitTestInfo hitTest = chart.HitTest(e.HitPoint);
    
        // チャートフッターに HitPoint情報を表示します。
        chart.FooterText = "Point Index = " + hitTest.PointIndex.ToString() + "\n X Value = " + hitTest.XValue.ToString() + "\n Y Value = " + hitTest.YValue.ToString();
    }
    
  5. FlexChart で Tapped イベントハンドラを設定します。以下のコードに例を示します。
    メモ:このトピックでは、FlexChart は publicstatic メンバとして、GetChartControl() メソッド定義外に宣言され、chart_Tapped イベントから参照できるようになっています。
    C#
    コードのコピー
    //チャート上 Tapped イベントハンドラを設定します。
    chart.Tapped += chart_Tapped;
    

XAML のコード

  1. Forms XAML ページの C# コードビハインドでイベント chart_Tapped を定義します。
  2. イベント定義で、インスタンス hitTest(タイプ FlexChartHitTestInfo)を作成して、HitPoint の情報を保存します。
  3. HitTest メソッドを呼び出して、タップされたポイントの情報を取得します。
  4. HitPoint 情報をチャートフッターに表示します。

    次のコードは、上記の手順を実行した後のイベント定義を示しています。
    C#
    コードのコピー
    void flexChart_Tapped(object sender, Xuni.Xamarin.Core.Events.XuniTappedEventArgs e)
    {
        // HitPoint 情報を取得するため、HitTest を起動します。
        FlexChartHitTestInfo hitTest = chart.HitTest(e.HitPoint);
    
        // チャートフッターに HitPoint 情報を表示します。
        chart.FooterText = "Point Index = " + hitTest.PointIndex.ToString() + "\n X Value = " + hitTest.XValue.ToString() + "\n Y Value = " + hitTest.YValue.ToString();
    }
    
  5. Forms XAML ページで、FlexChart コントロールを初期化し、FlexChart で Tapped イベントを設定します。以下のコードに例を示します。
    XAML
    コードのコピー
    <xuni:FlexChart x:Name="chart"  ItemsSource="{Binding Data}" ChartType="Column"
      Tapped="flexChart_Tapped" >
      <xuni:FlexChart.Series>
        <xuni:ChartSeries x:Name="Sales2014" Name="2014 Sales" Binding="Sales" ></xuni:ChartSeries>
      </xuni:FlexChart.Series>
    </xuni:FlexChart>
    

 

 


Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved.