CalendarGridのバージョン管理ポリシーとアセンブリの関係について説明します
.NET Frameworkには、厳密なアセンブリ識別機構が盛り込まれており、Visual Studioで作成した実行ファイルやアセンブリは、それらが依存するアセンブリを名前とバージョンおよびその他の情報を使って判別します。
この仕組みは、DLL Hellを解消するためのもので、間違ったバージョンのアセンブリを参照することによる誤動作を避け、本来のバージョンのアセンブリを確実に参照することを目的としています。この機構により、Visual Studioで作成した実行ファイルやアセンブリは、それらが依存するアセンブリと同名のアセンブリが存在していても、アセンブリバージョンが一致しなければ動作しません。
プロジェクトで使用しているアセンブリのアセンブリバージョンとファイルバージョンは以下の手順で確認できます。
依存関係にあるアセンブリを正しく動作させるには、それらのアセンブリバージョンが互いに適合していることが必要です。たとえば、GrapeCity.Win.CalendarGrid.v10.dllとGrapeCity.Win.CalendarGrid.Design.v10.dllは、互いに関連しています。そのため、これらのアセンブリバージョンとファイルバージョンは揃える必要があります。
更新日 | ファイル名 | アセンブリver. | ファイルver. |
---|---|---|---|
2015年11月6日 |
GrapeCity.Win.CalendarGrid.v10.dll |
1.0.2015.1106 |
1.0.2015.1106 |
2014年11月19日 |
GrapeCity.Win.CalendarGrid.v10.dll |
1.0.2014.1119 |
1.0.2014.1119 |
2014年5月28日 |
GrapeCity.Win.CalendarGrid.v10.dll |
1.0.2014.0528 |
1.0.2014.0528 |
注意: |