PowerTools CalendarGrid for Windows Forms 1.0J
アセンブリ

CalendarGridのバージョン管理ポリシーとアセンブリの関係について説明します


バージョン管理とアセンブリ

.NET Frameworkには、厳密なアセンブリ識別機構が盛り込まれており、Visual Studioで作成した実行ファイルやアセンブリは、それらが依存するアセンブリを名前とバージョンおよびその他の情報を使って判別します。

この仕組みは、DLL Hellを解消するためのもので、間違ったバージョンのアセンブリを参照することによる誤動作を避け、本来のバージョンのアセンブリを確実に参照することを目的としています。この機構により、Visual Studioで作成した実行ファイルやアセンブリは、それらが依存するアセンブリと同名のアセンブリが存在していても、アセンブリバージョンが一致しなければ動作しません。


バージョンの確認

プロジェクトで使用しているアセンブリのアセンブリバージョンとファイルバージョンは以下の手順で確認できます。

  1. Visual Studioを起動し対象となるプロジェクトを開きます。
  2. フォームの[デザイン]ページでGcCalendarGridコンポーネントを選択します。
  3. プロパティウィンドウで [バージョン情報] のリンクをクリックしてください。
  4. 表示されたダイアログの「製品の詳細情報:」にバージョンが表示されます。


アセンブリ

依存関係にあるアセンブリを正しく動作させるには、それらのアセンブリバージョンが互いに適合していることが必要です。たとえば、GrapeCity.Win.CalendarGrid.v10.dllとGrapeCity.Win.CalendarGrid.Design.v10.dllは、互いに関連しています。そのため、これらのアセンブリバージョンとファイルバージョンは揃える必要があります。

更新日 ファイル名 アセンブリver. ファイルver.

2015年11月6日

GrapeCity.Win.CalendarGrid.v10.dll

1.0.2015.1106

1.0.2015.1106

2014年11月19日

GrapeCity.Win.CalendarGrid.v10.dll

1.0.2014.1119

1.0.2014.1119

2014年5月28日

GrapeCity.Win.CalendarGrid.v10.dll

1.0.2014.0528

1.0.2014.0528

注意:
通常は、アセンブリのバージョンを意識する必要はありませんが、作成したアプリケーションが配布先の環境で動作しない場合や、意図的にアセンブリを入れ替える場合は、プロジェクトが参照しているアセンブリのバージョンを確認してください。

参照

 

 


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