GrapeCity CalendarGrid for Windows Forms 3.0J
ショートカットキーで操作する

CalendarGridコントロールをキーボードで操作するには、ショートカット キーを設定します。
ショートカットキーには、キーボードによる操作以外にマウスホイールとタッチのスワイプ操作が含まれます。


組み込みのショートカットキー

アクション パラメータ 説明 既定のキー
セルの移動、選択

MoveDown

 

下のセルに移動する。

Down

MoveUp

 

上のセルに移動する。

Up

MoveLeft

 

左のセルに移動する。

Left

MoveRight

 

右のセルに移動する。

Right

MoveToFirstCell

 

最初のセルに移動する。

Home

MoveToLastCell

 

最後のセルに移動する。

End

MoveToPreviousCell

 

前のセルに移動する。

Shift + Tab

MoveToNextCell

 

次のセルに移動する。

Tab

MoveToPreviousDate

 

前の日に移動する。

Ctrl + Shift + Tab

MoveToNextDate

 

次の日に移動する。

Ctrl + Tab

MoveToNextPage

 

前のページに移動する。

PageDown, SwipeUp, SwipeLeft

MoveToPreviousPage

 

次のページに移動する。

PageUp, SwipeDown, SwipeRight

MoveToToday

 

今日に移動する。

なし

SelectAll

 

すべてのセルを選択する。

Ctrl + A

SelectUp

 

選択されている範囲を最も近い上のセルに拡大または縮小する。

Shift + Up

SelectDown

 

選択されている範囲を最も近い下のセルに拡大または縮小する。

Shift + Down

SelectLeft

 

選択されている範囲を最も近い左のセルに拡大または縮小する。

Shift + Left

SelectRight

 

選択されている範囲を最も近い右のセルに拡大または縮小する。

Shift + Right

SelectToFirstCell

 

選択されている範囲を現在のセルから最初のアクティブ行の最初のセルに変更する。

Shift + Home

SelectToLastCell

 

選択されている範囲を現在のセルから最後のアクティブ行の最後のセルに変更する。

Shift + End

SelectToNextPage

 

選択されている範囲を現在のセルから次のページの同じ位置のセルに変更する。

Shift + PageDown

SelectToPreviousPage

 

選択されている範囲を現在のセルから前のページの同じ位置のセルに変更する。

Shift + PageUp

別コントロールへのフォーカス移動

SelectNextControl

 

フォーカスを次のコントロールに移動する。

なし

SelectPreviousControl

 

フォーカスを前のコントロールに移動する。

なし

セルの編集

BeginEdit

 

セルの編集を開始する。

F2

EndEdit

 

セルの編集結果を確定する。

なし

ToggleEdit

 

 セルが編集状態でない場合は編集を開始し、編集状態の場合は編集結果を確定する。

Enter

CancelEdit

 

セルの編集をキャンセルする。

Esc

Clear

 

選択されたセルの値を削除する。

Delete

ShowDropDown

 

ドロップダウン ウィンドウを表示する。

F4, Alt + Down

Copy

 

選択されたセルの値をコピーする。

Ctrl + C

Cut

 

選択されたセルの値を切り取る。

Ctrl + X

Paste

 

選択されたセルに値を貼り付ける。

Ctrl + V

ズーム

Zoom

zoomFactor

拡大または縮小表示する。

Ctrl + マウスホイール

スクロール

ScrollByDay

scrollCount

scrollCountに指定された日の数だけスクロールする。前の日に戻るにはマイナスの値を指定する。

なし

ScrollByWeek

scrollCount

scrollCountに指定された週の数だけスクロールする。前の週に戻るにはマイナスの値を指定する。

なし

ScrollByMonth

scrollCount

scrollCountに指定された月の数だけスクロールする。前の月に戻るにはマイナスの値を指定する。

なし

ScrollByYear

scrollCount

scrollCountに指定された年の数だけスクロールする。前の年に戻るにはマイナスの値を指定する。

なし


ショートカットキーの登録

ショートカット キーを登録するには、GcCalendarGrid.Commands.Addメソッドを使用します。次のコードは、ユーザーが [F3] キーを押したときに現在のセルの編集を開始する設定です。

GcCalendarGrid1.Commands.Add(GrapeCity.Win.CalendarGrid.CalendarGridActions.BeginEdit, Keys.F3)
gcCalendarGrid1.Commands.Add(GrapeCity.Win.CalendarGrid.CalendarGridActions.BeginEdit, Keys.F3);


ショートカットキーの登録解除

ショートカットキーの登録を解除するには、GcCalendarGrid.Commands.Removeメソッドを使用します。

GcCalendarGrid1.Commands.Remove(Keys.F3)
gcCalendarGrid1.Commands.Remove(Keys.F3);


アクションの作成

ショートカット キーに割り当てるアクションを作成することができます。アクションを作成するには、ICalendarGridActionインタフェースを実装するクラスを作成します。

次のコードは、ユーザーが [F3] キーを押したとき、現在のセルの情報を表示します。

Imports GrapeCity.Win.CalendarGrid

Public Class MyAction
    Implements ICalendarGridAction

    Public Function Execute(gcCalendarGrid As GcCalendarGrid) As Boolean Implements ICalendarGridAction.Execute
        MessageBox.Show(gcCalendarGrid.CurrentCellPosition.ToString())
        Return True
    End Function

    Public ReadOnly Property Name As String Implements ICalendarGridAction.Name
        Get
            Return "MyAction"
        End Get
    End Property
End Class

Public Class Form1
    Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load
        GcCalendarGrid1.Commands.Add(New MyAction(), Keys.F3)
    End Sub
End Class
using GrapeCity.Win.CalendarGrid;

public class MyAction : ICalendarGridAction
{

    public bool Execute(GcCalendarGrid gcCalendarGrid)
    {
        MessageBox.Show(gcCalendarGrid.CurrentCellPosition.ToString());
        return true;
    }

    public string Name
    {
        get { return "MyAction"; }
    }
}

public partial class Form1 : Form
{
    public Form1()
    {
        InitializeComponent();
    }

    private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
    {
        gcCalendarGrid1.Commands.Add(new MyAction(), Keys.F3);
    }
}


ショートカットキーの設定ダイアログ

プロパティウィンドウでGcCalendarGrid.Commandsプロパティを選択し、[...]ボタンをクリックすると、次の画面でショートカットキーの定義を変更できます。

ショートカットキーの設定ダイアログを使用してユーザー定義のアクションを設定できます。ユーザー定義のアクションを設定するには、次の手順を実行します。


関連トピック

 

 


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