DioDocs for Excel には一連の組み込みテーマが用意されており、これを使用してワークブック全体の外観を変更できます。また、カスタムテーマを作成して適用することで、好みや必要に応じてワークブックを設定することもできます。
テーマを変更すると、テーマフォント、テーマの色、範囲、チャートタイトルなど、すべての領域が影響を受けます。たとえば、ワークブックに組み込みテーマまたはカスタムテーマが適用されている場合は、テーマに変更を加えると、範囲の色やフォントも変更される可能性があります。
DioDocs for Excel では、ワークブックの現在のテーマは ITheme インタフェースで表されます。
ワークブックの現在のテーマを変更するには、まず、Themes クラスのインデクサ表記を使用して、既存のテーマを取得する必要があります。
ワークブックにテーマを適用するには、次のタスクを実行します。
ワークブック内のすべてのワークシートに統一的な外観を与えることができるように、DioDocs for Excel では、ユーザーが選択できる組み込みテーマが用意されています。
ワークブックに組み込みテーマを適用する方法については、次のサンプルコードを参照してください。
C# |
コードのコピー
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// ワークブックのテーマをBerlinに変更します。 worksheet.Range["E10"].Value = "Test"; worksheet.Range["E10"].Font.ThemeColor = ThemeColor.Accent6; worksheet.Range["E10"].Interior.ThemeColor = ThemeColor.Accent5; workbook.Theme = Themes.Berlin; |
Themeオブジェクトのコンストラクタを使用して、カスタムテーマを追加できます。カスタムテーマを追加したら、ワークブックに適用できます。
カスタムテーマを追加してワークブックに適用する方法については、次のサンプルコードを参照してください。
C# |
コードのコピー
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// カスタムテーマを追加します Theme theme = new Theme("testtheme"); // パラメータが与えられていない場合、基本テーマはOfficeテーマです theme.ThemeColorScheme[ThemeColor.Light1].RGB = Color.AntiqueWhite; theme.ThemeColorScheme[ThemeColor.Accent1].RGB = Color.AliceBlue; theme.ThemeFontScheme.Major[FontLanguageIndex.Latin].Name = "Buxton Sketch"; theme.ThemeFontScheme.Minor[FontLanguageIndex.Latin].Name = "Segoe UI"; workbook.Theme = theme; // テーマを適用します worksheet.Range["E10"].Value = "CustomTest"; worksheet.Range["E10"].Font.ThemeColor = ThemeColor.Light1; worksheet.Range["E10"].Interior.ThemeColor = ThemeColor.Accent1; |