DioDocs for Excelでは、IWorksheetインタフェースのプロパティを使用して、ワークシートをカスタマイズできます。グリッド線のカスタマイズ、行ヘッダーと列ヘッダーの変更、タブの色の設定、行と列のデフォルトの高さと幅の設定など、便利な操作を実行できます。
ワークシートをカスタマイズしてデフォルト設定を変更するには、次のタスクを行います。
ワークシートの表示設定を左から右または右から左に変更できます。
DioDocs for Excelでワークシートの表示を設定する方法については、次のサンプルコードを参照してください。
C# |
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//既定のワークシートを取得します IWorksheet worksheet = workbook.Worksheets[0]; //セルに値を割り当てます worksheet.Range["B1"].Value = "ABCD"; worksheet.Range["B2"].Value = 3; worksheet.Range["C1"].Value = "GrapeCity Documents"; worksheet.Range["C2"].Value = 4; worksheet.Range["D1"].Value = "GcExcel"; worksheet.Range["D2"].Value = "ABCD"; //指定されたシートを左から右に表示するように設定します worksheet.SheetView.DisplayRightToLeft = true; |
ワークシートのデフォルトのタブ色は、IWorksheetインタフェースのTabColorプロパティを使用して変更できます。
ワークシートにタブ色を設定する方法については、次のサンプルコードを参照してください。
C# |
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//指定されたシートのタブ色を緑色に設定します。
worksheet.TabColor = Color.Green;
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IWorksheet インタフェースのVisibleプロパティを使用して、ワークシートを表示または非表示にできます。
ワークシートの表示/非表示を設定する方法については、次のサンプルコードを参照してください。
C# |
コードのコピー
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//新しいシートを追加し、シートの表示を非表示に設定します
IWorksheet worksheet1 = workbook.Worksheets.Add();
worksheet1.Visible = Visibility.Hidden;
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IWorksheetインタフェースのBackgroundPictureプロパティを使用して、ワークシートにカスタムの背景画像を設定できます。この機能を使用して、会社のロゴ、ユーザー定義のウォーターマーク、または自分で選んだ壁紙などの背景画像を問題なくワークシートに挿入することができます。
ワークシートにカスタム背景画像を設定する方法については、次のサンプルコードを参照してください。
C# |
コードのコピー
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// 既定のワークシートを取得します IWorksheet worksheet = workbook.Worksheets[0]; // 背景画像を設定します worksheet.BackgroundPicture = File.ReadAllBytes(@"Logo.png"); |
IWorksheet インタフェースのStandardHeightプロパティとStandardWidthプロパティを使用して、ワークシートの標準の高さと幅を定義できます。
標準の幅と高さを任意に定義する方法については、次のサンプルコードを参照してください。
C# |
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//ワークシートの高さと幅を設定します
worksheet.StandardHeight = 20;
worksheet.StandardWidth = 40;
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