このセクションでは、xlsm ファイル(マクロを含むファイル)のインポートおよびエクスポート方法について説明しています。
本製品は、マクロを含む xlsm ファイルの読み込み、変更、保存に対応しています。OpenFileFormat 列挙体が「Xlsm」の場合は、マクロがインポートされ、SaveFileFormat が「Xlsm」の場合は、マクロがエクスポートされます。なお、本製品ではマクロは実行できません。
xlsm ファイルをインポートおよびエクスポートする際、すべてのマクロはデータとともに保持されます。つまり、xlsm ファイルを開く際にマクロもインポートされ、保存する際にマクロもエクスポートされます。また、インポート/エクスポート時は、フォームコントロールや ActiveX コントロールも保持されます。
本製品には、xlsm ファイルのインポートおよびエクスポートの際に使用できる様々なオプションがあり、XlsmOpenOptions クラスおよび XlsmSaveOptions クラスにあるプロパティにて設定することができます。インポートおよびエクスポートのオプションの詳細については、「インポートとエクスポートのオプション」を参照してください。
xlsm ファイルをインポートしエクスポートする方法については、次のサンプルコードを参照してください。
C# |
コードのコピー
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// ファイル名を指定して xlsm ファイルを開きます var workbook = new Workbook(); workbook.Open("testfile.xlsm"); // xlsm ファイルとして保存します var workbook = new Workbook(); workbook.Save("file.xlsm"); // xlsm ファイルとしてストリームに保存します var workbook = new Workbook(); var request = WebRequest.CreateHttp("https://path/to/excel/file/upload"); request.Method = "POST"; request.ContentType = "application/x-www-form-urlencoded"; var workbookContent = new MemoryStream(); workbook.Save(workbookContent, SaveFileFormat.Xlsm); workbookContent.Seek(0, SeekOrigin.Begin); request.ContentLength = workbookContent.Length; using (var reqStream = request.GetRequestStream()) { workbookContent.CopyTo(reqStream); } |