配列式は、個別のセルまたはセル範囲に対して複数の計算を実行して、列または行に小計を表示します。配列式は、値の行配列、値の列、または単純に値の行と列の組み合わせで構成され、複数の結果または 1 つの結果を返します。
配列式を使用すると、ワークシート内の次のタスクを簡略化できます。
DioDocs for Excel では、IRangeインタフェースのFormulaArrayプロパティを使用して、範囲に配列式を設定できます。範囲に配列式があるかどうかを調べる場合は、IRange インタフェースのHasArrayプロパティを使用できます。 指定した範囲が配列の一部である場合に配列全体を取得するには、CurrentArrayプロパティを使用できます。
配列式を設定したり、配列全体を取得する方法については、次のサンプルコードを参照してください。
C# |
コードのコピー
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//配列を使用してセルの値を設定します worksheet.Range["E4:J5"].Value = new object[,] { {1, 2, 3}, {4, 5, 6} }; worksheet.Range["I6:J8"].Value = new object[,] { {2, 2}, {3, 3}, {4, 4} }; //範囲の配列式を設定します //O P Q //2 4 #N/A //12 15 #N/A //#N/A #N/A #N/A worksheet.Range["O9:Q11"].FormulaArray = "=E4:G5*I6:J8"; //O9の現在の配列は "O9:Q11"で、 現在の配列は配列全体を取得します var currentarray = worksheet.Range["O9"].CurrentArray.ToString(); |