DioDocs for Excel
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配列式の設定
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配列式は、個別のセルまたはセル範囲に対して複数の計算を実行して、列または行に小計を表示します。配列式は、値の行配列、値の列、または単純に値の行と列の組み合わせで構成され、複数の結果または 1 つの結果を返します。

配列式を使用すると、ワークシート内の次のタスクを簡略化できます。

  1. セル範囲内の文字数をカウントできます。
  2. 指定された条件を満たすセルの数値を合計できます。たとえば、範囲内の最大値や上下の境界値間にある値を求めることができます。
  3. スプレッドシートのセル値範囲内の n 個ごとにある値を合計します。

DioDocs for Excel では、IRangeインタフェースのFormulaArrayプロパティを使用して、範囲に配列式を設定できます。範囲に配列式があるかどうかを調べる場合は、IRange インタフェースのHasArrayプロパティを使用できます。 指定した範囲が配列の一部である場合に配列全体を取得するには、CurrentArrayプロパティを使用できます。

配列式を設定したり、配列全体を取得する方法については、次のサンプルコードを参照してください。

C#
コードのコピー
//配列を使用してセルの値を設定します
worksheet.Range["E4:J5"].Value = new object[,]
{
    {1, 2, 3},
    {4, 5, 6}
};

worksheet.Range["I6:J8"].Value = new object[,]
{
    {2, 2},
    {3, 3},
    {4, 4}
};
//範囲の配列式を設定します
//O     P      Q
//2     4      #N/A
//12    15     #N/A
//#N/A  #N/A   #N/A
worksheet.Range["O9:Q11"].FormulaArray = "=E4:G5*I6:J8";
            
//O9の現在の配列は "O9:Q11"で、 現在の配列は配列全体を取得します
var currentarray = worksheet.Range["O9"].CurrentArray.ToString();