Excel ドキュメントと財務文書、販売レポート、請求書、学生状況レポートやフォームなどのレポートを作成する場合、処理や計算に使用できる空または空白のセルではなく、事前に入力されたテキストまたは固定データを含むセルが必要になります。
デフォルト値はそのようなシナリオに役立ち、通常のセル値のように表示および計算に使用される値または数式を提供します。DioDocs for Excelでは、IRange インタフェースの DefaultValue プロパティを使用して、セルのデフォルト値を設定することができます。
デフォルト値には、以下に示す特定の特性があります。
次のサンプルコードは、セルのデフォルト値を設定する方法を示しています。
C# |
コードのコピー
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// ワークブックを開きます。 var workbook = new Workbook(); // defaultValue.xlsx を開きます。 workbook.Open("defaultValue.xlsx"); var worksheet = workbook.ActiveSheet; // デフォルト値を設定します。 worksheet.Range["C4:C8"].DefaultValue = "=B4 - B4*0.12"; // 特定のパーセント削減の通常値を設定します。 worksheet.Range["C6"].Formula = "=B6 - B6*0.08"; worksheet.Range["C8"].Formula = "=B8 - B8*0.05"; // デフォルト値と特定の値の合計を計算します。 worksheet.Range["C9"].Formula = "=SUM(C4:C8)"; // Excel ファイルに保存します。 workbook.Save("DefaultValueOutput.xlsx"); |
制限事項