面チャート

面チャートが、折れ線チャートと同様に、データの経時的な変化を表すことができます。折れ線チャートでは、データポイントがプロットされ、線分で接続されますが、面チャートでは、折れ線チャートとX軸の間の領域は色または陰影で塗りつぶされます。したがって、面チャートは、ある時点で値の大きさを示すのに役立ちます。

DioDocs for Excelでは、以下の面チャートが対応されています。

チャートの種類	スナップショット	使用例
面		面チャートは、データシリーズを色付け領域として表示し、2つ以上のデータポイントの値を比較します。
積層面		積層面チャートは、異なる色の積み上げ領域としてデータシリーズを表し、累積合計と全体に対する各アイテム/カテゴリーの関係の変更を示すのに役立ちます。
100% 積層面		100% 積層面チャートは、積層面チャートと類似していますが、累積合計を表示する代わりに、各シリーズが貢献する割合を表示します。
3D 面		3D 面チャートは、2次元面チャートの３次元変異であり、チャートに描かれたデータ系列は3次元と見なされます。
3D 積層面		3D 積層面チャートは、積層面チャートの３次元変異であり、チャートに描かれたデータ系列は3次元と見なされます。
3D 100% 積層面		3D 100% 積層面チャートは、100% 積層面チャートの３次元変異であり、チャートに描かれたデータ系列は3次元と見なされます。

コードの使用

次のコードは、積層面チャートを追加する方法を示します。

C#	コードのコピー
public void AreaCharts() { //ワークブックを初期化します Workbook workbook = new Workbook(); //既定のワークシートを取得します IWorksheet worksheet = workbook.Worksheets[0]; //チャートのデータを準備します worksheet.Range["A1:D4"].Value = new object[,] { {null, "Q1", "Q2", "Q3"}, {"携帯電話", 1330, 2345, 3493}, {"ラップトップ", 2032, 3632, 2197}, {"タブレット", 6233, 3270, 2030} }; worksheet.Range["A:D"].Columns.AutoFit(); //面チャートを追加します IShape areaChartShape = worksheet.Shapes.AddChart(ChartType.AreaStacked, 250, 20, 360, 230); //SeriesCollectionに系列を追加します areaChartShape.Chart.SeriesCollection.Add(worksheet.Range["A1:D4"], RowCol.Columns, true, true); //チャートタイトルを設定します areaChartShape.Chart.ChartTitle.TextFrame.TextRange.Paragraphs.Add("年間売上記録"); //ワークブックをXLSXとして保存します workbook.Save(@"AreaChart.xlsx", SaveFileFormat.Xlsx); }

コードのコピー

  public void AreaCharts()
  {
      //ワークブックを初期化します
      Workbook workbook = new Workbook();
      //既定のワークシートを取得します
      IWorksheet worksheet = workbook.Worksheets[0];
      //チャートのデータを準備します
      worksheet.Range["A1:D4"].Value = new object[,]
{
     {null, "Q1", "Q2", "Q3"},
     {"携帯電話", 1330, 2345, 3493},
     {"ラップトップ", 2032, 3632, 2197},
     {"タブレット", 6233, 3270, 2030}
};
      worksheet.Range["A:D"].Columns.AutoFit();
      //面チャートを追加します
      IShape areaChartShape = worksheet.Shapes.AddChart(ChartType.AreaStacked, 250, 20, 360, 230);

      //SeriesCollectionに系列を追加します
      areaChartShape.Chart.SeriesCollection.Add(worksheet.Range["A1:D4"], RowCol.Columns, true, true);

      //チャートタイトルを設定します
      areaChartShape.Chart.ChartTitle.TextFrame.TextRange.Paragraphs.Add("年間売上記録");

      //ワークブックをXLSXとして保存します
      workbook.Save(@"AreaChart.xlsx", SaveFileFormat.Xlsx);
  }