DioDocs for Excel
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セル範囲のアドレスの取得
機能 > ワークシート > 範囲の操作 > セル範囲のアドレスの取得

DioDocs for Excelでは、セルまたはセル範囲のアドレスはA1またはR1C1形式(絶対参照と相対参照の両方)で取得できます。IRangeインタフェースのAddressプロパティ(読み取り専用)を使用して、A1形式(絶対参照)でセル範囲参照を取得できます。また、IRangeインタフェースのGetAddressメソッドを使用して、表記形式、絶対参照、および相対参照を定義できます。このメソッドは、4つのオプションのパラメータを受け取ります。これらのパラメータを省略した場合、Addressプロパティと同じ値が返されます。

次は、APIを使用して、さまざまな表記形式と参照でcell[0,0]のアドレスを取得する方法を示します。

表記形式 絶対参照 相対参照
A1

Addressプロパティ

Output: $A$1

GetAddressメソッド(rowAbsoluteおよびcolumnAbsoluteパラメータをFalseに設定します)

Output: A1

 

R1C1

GetAddressメソッド(referenceStyleパラメータをR1C1に設定します)

Output: R1C1

 

GetAddressメソッド(referenceStyleパラメータをR1C1、rowAbsoluteおよびcolumnAbsoluteパラメータをFalseに設定します)

Output: RC

 

さまざまな表記形式と参照でセルのアドレスを取得する方法については、次のサンプルコードを参照してください。

C#
コードのコピー
//ワークブックを初期化します
var workbook = new GrapeCity.Documents.Excel.Workbook();
var mc = workbook.Worksheets["Sheet1"].Cells[0,0];

//A1形式で絶対アドレスを取得します
Console.WriteLine(mc.Address);

//A1形式で行の相対アドレスと列の絶対アドレスを取得します
Console.WriteLine(mc.GetAddress(rowAbsolute: false));

//R1C1形式で絶対アドレスを取得します
Console.WriteLine(mc.GetAddress(referenceStyle: ReferenceStyle.R1C1));

//R1C1形式で相対アドレスを取得します
Console.WriteLine(mc.GetAddress(referenceStyle: ReferenceStyle.R1C1,
  rowAbsolute: false,
  columnAbsolute: false,
  relativeTo: workbook.Worksheets[0].Cells[2, 2]));