反復計算は、特定の数値条件を満たすまで関数を繰り返し計算するために実行されます。DioDocs for Excelでは、IFormulaOptionsインタフェースのEnableIterativeCalculationプロパティを使用して、反復計算を有効にして実行できます。また、以下の値を取得または設定することができます。
たとえば、MaximumIterationsプロパティを10に設定し、MaximumChangeプロパティを0.001に設定する場合、10回の反復後、または結果の差が0.001未満になると、計算を停止します。
10回の反復を実行して、ワークシートで反復計算を行う方法については、次のサンプルコードを参照してください。
C# |
コードのコピー
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//ワークブックを初期化します Workbook workbook = new Workbook(); //反復計算を有効にします workbook.Options.Formulas.EnableIterativeCalculation = true; workbook.Options.Formulas.MaximumIterations = 10; var worksheet = workbook.Worksheets[0]; worksheet.Range["A1"].Formula = "=B1 + 1"; worksheet.Range["B1"].Formula = "=A1 + 1"; Console.WriteLine("A1:" + worksheet.Range["A1"].Value.ToString()); Console.WriteLine("B1:" + worksheet.Range["B1"].Value.ToString()); workbook.Save("IterativeCalculation.xlsx"); |