本製品では、IWorkbookインタフェースおよびIWorksheetインタフェースがそれぞれ提供するPrintOutメソッドを使用して、ワークブックまたはワークシートをプリンターにて印刷できます。このメソッドは、PrintOutOptionsクラスのオブジェクトをパラメータとして受け取ります。なお、印刷機能を使用するには、DioDocs.Imaging.Windows.jaパッケージを参照する必要があります。
本製品には、プリンター名、部数、両面印刷、印刷範囲(開始ページと終了ページ)などの印刷オプションを設定するためのさまざまなプロパティとイベントを含むPrintOutOptionsクラスがあります。指定された印刷オプションを使用してドキュメントを印刷するには、PrintOutOptionsクラスのインスタンスを作成し、そのインスタンスのオプションを定義して、PrintOutメソッドを呼び出す際にそのインスタンスを渡す必要があります。
ワークブックを両面にて3部印刷する方法については、次のサンプルコードを参照してください。
C# |
コードのコピー
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// PrintOutOptionsクラスのインスタンスを作成します PrintOutOptions options = new PrintOutOptions(); // ターゲットプリンターの名前を設定します options.ActivePrinter = "[実際のプリンター名]"; // 3部印刷します options.Copies = 3; // 縦に両面印刷します options.Duplex = Duplex.Vertical; // このワークブックを印刷します workbook.PrintOut(options); // Excelファイルに保存します workbook.Save("printworkbook.xlsx"); |