機能の追加

• 帳票テンプレート機能について、以下の５点が強化されました。
  • ソート構文を拡張し、複数列ソートやカスタムソートが行えるようになりました。
  • ProcessTemplateメソッドをキャンセルできるようになりました。
  • 空のデータソースが許容されるようになりました。
  • FillModeプロパティの"OverwriteWithFormat"設定が非自動改ページモードでも有効になりました。
  • 内部実装を見直し、処理速度を改善しました。特に結合セルにテンプレートフィールドを設定している場合の速度が改善されました。
• クロスワークブック数式において、外部ファイル上のテーブルを参照できるようになりました。
• ファイルを開いた時の数式の計算方法（自動・手動）を設定できるようになりました。
• バーコードを画像としてExcelファイル上に出力できるようになりました。
• セル範囲のエラーを無視できるようになりました。
• セル検索機能（SpecialCellsメソッド）が強化され、タグが設定されたセルを検索できるようになりました。
• SpreadJSとの連携対象項目として、「セルの背景画像」「ガントシート」「レポートシート」が追加されました。

不具合の修正

• ［10230138850575］帳票出力時にグループ化による結合セル内の画像が上部に配置される
• ［9694080064911］EnableCalculationプロパティをFalseに設定すると、コピー後のチャートでデータソースが空になる
• ［9583147151119］SpreadJSにて出力したJSONファイルを読み込んで保存すると、シートの列数や行数が変わることがある
• ［9529206550799］動的配列数式を含むシートの保存処理に時間がかかることがある
• ［9529164589839］全角数字を値として使用する数式の演算結果が不正になる
• ［9510085279375］特定の条件下において作成されたチャートを含む範囲を画像としてエクスポートすると、チャートが正しく描画されない
• ［9487161295631］計算エンジンが無効のとき、配列を含む範囲をコピーしてからブックを保存すると例外が発生する
• ［9422610672143］反転図形のテキストボックスに指定した文字列の方向がPDFエクスポート時に正しく反映されない
• ［9422517970831］既存のxlsxを読み込みPDF形式でエクスポートすると、チャートのグラデーション塗りつぶし角度が反映されない
• ［9253046749583］チャートを画像として保存した際、軸ラベルのフォントサイズがExcelとは異なる場合がある
• ［9253025831567］チャートを画像として保存した際、水平軸のラベルの表示位置がExcelとは異なる場合がある
• ［9253004477199］複数の図形や画像をグループ化し、画像として保存すると、要素が正しく描画されない
• ［9184341320207］結合セルをテンプレートフィールドに割り当てていると、帳票の出力に時間がかかる
• ［9064834786959］既存のxlsxファイルを読み込みPDF形式でエクスポートすると、一部の塗りつぶしパターンが別のパターンに置き換えられる