DioDocs for Excel
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ドキュメントプロパティへの対応
ファイル操作 > PDF ファイルへのエクスポート > ドキュメントプロパティへの対応

DioDocs for Excelでは、スプレッドシートを PDF ファイルとして保存する際に、ドキュメントのプロパティを保持することができます。ドキュメントのプロパティには、タイトル、作成者、作成日、件名、バージョンなどのドキュメントに関する基本情報があります。このような有益な情報をエクスポートしたPDFファイルに保存できます。

DocumentProperties クラスには、PdfVersionEmbedStandardWindowsFontsTitleAuthorSubjectKeywordsCreatorProducerCreationDate、および ModifyDateのプロパティが含まれます。

コードの使用

エクスポートされた PDF にドキュメントのプロパティを追加する方法については、次のサンプルコードを参照してください。

C#
コードのコピー
//PDF ファイルのストリームを作成します
FileStream outputStream = new FileStream("setdocumentpropertiestopdf.pdf", FileMode.Create);

//新しいワークブックを作成します
var workbook = new GrapeCity.Documents.Excel.Workbook();

IWorksheet worksheet = workbook.Worksheets[0];
worksheet.Range["A1"].Value = "GrapeCity Documents for Excel";
worksheet.Range["A1"].Font.Size = 25;

DocumentProperties documentProperties = new DocumentProperties
{
    //ドキュメントの作成者を設定します
    Author = "Jaime Smith",
        
    //PDF ドキュメントのタイトルを設定します
    Title = "GcPdf Document Info Sample",
        
    //フォントを埋め込みません
    EmbedStandardWindowsFonts = false,
        
    //PDF バージョンを設定します
    PdfVersion = 1.5f,
        
    //PDF ドキュメントの件名を設定します
    Subject = "GcPdfDocument.DocumentInfo",
        
    //PDF ドキュメントに関連付けられたキーワードを設定します
    Keywords = "Keyword1",
        
    //PDF ドキュメントの作成日時を設定します
    CreationDate = DateTime.Now.AddYears(10),
        
    //PDF ドキュメントが最後に変更された日時を設定します
    ModifyDate = DateTime.Now.AddYears(11),
        
    //元の PDF ドキュメントを作成したアプリケーションの名前を設定します
    Creator = "GcPdfWeb Creator",
        
    //PDF ドキュメントを作成したアプリケーションの名前を設定します
    Producer = "GcPdfWeb Producer"
};

PdfSaveOptions pdfSaveOptions = new PdfSaveOptions
{
    //PDF のドキュメントプロパティを設定します
    DocumentProperties = documentProperties
};

//ワークブックを PDFファイルに保存します
workbook.Save(outputStream, pdfSaveOptions);
        
//PDF ストリームを閉じます
outputStream.Close();