PDFビューワでは、WebAssembly(Wasm)ベースのサポートAPIを提供しています。WasmベースのサポートAPIは、クライアントのブラウザ上で動作するため、サポートAPI用のサーバを構築したり、そのサーバサイドのサポートAPIと通信を行うことなく、クライアント側のみでPDFの編集や保存を行うことができます。
WasmベースのサポートAPIは、デフォルトで14種類のPDF標準フォントをサポートしていますが、registerFont メソッドを使用することで、Webサーバーからカスタムフォントを追加することも可能です。詳細については、カスタムフォントを参照してください。
メモ: サポートAPIは、PDFドキュメントを編集する場合、必須となります。また、使用するにはDioDocs for PDF ライセンスが必要です。
以下の手順では、ASP.NET Core WebアプリケーションでWasmベースのサポートAPIとPDFビューワを使用して、PDFファイルを表示および編集する方法を説明します。
npm install @mescius/dspdfviewer
index.cshtml |
コードのコピー
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@page @model IndexModel @{ ViewData["Title"] = "Home page"; } <style> .container { height: calc(100% - 128px); max-width: inherit; } #host, .pb-3 { height: 100%; } </style> <div id="host"></div> <script src="~/lib/node_modules/@@mescius/dspdfviewer/dspdfviewer.js" asp-append-version="true"></script> <script async type="text/javascript" src="~/lib/node_modules/@@mescius/dspdfviewer/DsPdf.js"></script> <script src="~/lib/node_modules/@@mescius/dspdfviewer/wasmSupportApiServer.js"></script> <script> //DsPdfViewer.LicenseKey = '***key***'; var viewer = new DsPdfViewer("#host", { supportApi: { implementation: new WasmSupportApi() } }); viewer.addDefaultPanels(); viewer.addAnnotationEditorPanel(); viewer.addFormEditorPanel(); viewer.beforeUnloadConfirmation = true; viewer.newDocument(); </script> |
制限事項
WasmベースのサポートAPIは、以下の機能について未サポートです。