注釈とフォームフィールドのプロパティの値は、それぞれのエディタのプロパティパネルで設定できます。ただし、editorDefaultsオプションを使用して、注釈またはフォームフィールドのプロパティのデフォルト値を設定することができます。
以下のコードは、罫線の幅や塗りつぶしの色などの正方形の注釈のプロパティのデフォルト値を設定します。
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var viewer = new DsPdfViewer("#root", { editorDefaults: { squareAnnotation: { borderStyle: { width: 5, style: 1 }, color: '#000000', interiorColor: '#ff0000', } }, supportApi: "api/pdf-viewer" }); |
次の図のように、上記で設定したデフォルト値はPDFに正方形の注釈が追加されるたびに使用されます。
Opacityプロパティを使用して、すべての注釈の不透明度を設定できます。透明度は、0.0(完全に透明)〜1.0(完全に不透明)の値で指定できます。不透明度の値が定義されていない場合、注釈は完全に不透明になります。
以下のコードは、不透明度と正方形注釈のプロパティのデフォルト値を設定します。
Index.cshtml |
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var viewer = new DsPdfViewer("#root", { editorDefaults: { squareAnnotation: { borderStyle: { width: 5, style: 1 }, color: '#000000', opacity: 0.3, interiorColor: '#ff0000', } }, supportApi: "api/pdf-viewer" }); |
次の図のように、不透明度およびその他のプロパティのデフォルト値はPDFに正方形注釈が追加されるたびに使用されます。
メモ: 次の図のように、不透明度の値はポップアップの注釈ではなく、表示されているすべてのマークアップ注釈に適用されます。
制限
Opacityプロパティは、フォームフィールドではなく、注釈のみでサポートされます。
以下のコードは、editorDefaultsオプションを使用して、付箋のデフォルトの色を設定できます。
Index.cshtml |
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var viewer = new DsPdfViewer("#root", { editorDefaults: { stickyNote: { color: "#ff0000" } }, supportApi: 'api/pdf-viewer' }); |
付箋はPDF文書に赤色で表示されます。
editorDefaultsオプションを使用して、リサイズ、移動、またはドットハンドルのサイズを変更することができます。resizeHandleSize と moveHandleSize のデフォルト値は、それぞれ8ピクセルおよび14ピクセルです。次のサンプルコードは、各ハンドルのカスタムサイズを設定する方法を示します。
Index.cshtml |
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<script> var viewer = new DsPdfViewer("#host", { editorDefaults: { resizeHandleSize: 20, moveHandleSize: 40, dotHandleSize: 20 }, supportApi: 'api/pdf-viewer' } ); viewer.addDefaultPanels(); viewer.addAnnotationEditorPanel(); viewer.addFormEditorPanel(); </script> |
デフォルトでは、次のフォントはPDFビューワのすべてのテキストフィールドとフリーテキストの注釈に表示されます。
ただし、editorDefaultsオプションにfontNameプロパティを設定して、テキストフィールドとフリーテキストの注釈のデフォルトのフォント名を指定できます。
以下のコードは、デフォルトのフォント名の配列を変更し、フリーテキスト注釈のデフォルトフォントとして「Courier」を設定します。
Index.cshtml |
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var viewer = new DsPdfViewer("#host", { editorDefaults: { fontNames: [{ value: 'Arial', name: 'Arial' }, { value: 'Verdana', name: 'Verdana' }], freeTextAnnotation: { fontName: 'Courier' } }, supportApi: "api/pdf-viewer" }); |
上記のコードの結果は、次のようになります。
上記のコードでは、「freeTextAnnotation」を設定しないと、「Courier」の代わりに「Helvetica」がデフォルトのフォントとして表示されます。
詳細については、DioDocs for PDFサンプルブラウザを参照してください。