DioDocs for PDF
V6JSP2(v6.2.2)のリリースノート
すべて折りたたむ
全て展開
リリースノート(DioDocs for PDF)
> V6JSP2(v6.2.2)のリリースノート
重大な変更
GcPdfDocument.Load() メソッドのオーバーロードに渡されるストリームは、読み込んだ GcPdfDocument が使用されている間、開いておく必要があります。
GcPdfDocument.MergeWithDocument() を使用する場合、現在のドキュメントが使用されている間は、引数として渡された GcPdfDocument も実質的に使用されます。よって、ストリームから読み込まれた場合は、そのストリームも開いておく必要があります。
WidgetAnnotation.TextFormat プロパティを削除しました(以前は廃止されていました)。
GrapeCity.Documents.Pdf.Layers.OptionalContentOrderCollection クラスは PdfCollection<IPdfObject> からの派生クラスとなりました(以前は List<object> からの派生クラスでした)。
GrapeCity.Documents.Pdf.SoundObject.EncodingFormat プロパティの型を文字列から IPdfName に変更しました。
GrapeCity.Documents.Pdf.Text.CMap.CMap クラスの名前を CMapTable に変更し、CMapBase クラスを削除しました。
GrapeCity.Documents.Pdf.Actions.ActionFieldsBase.FieldNames プロパティを List<string> FieldNames { get; } から IList<IFieldDef> Fields { get; } に変更しました。
ViewerPreferences.PageMode プロパティおよび ViewerPreferences.PageLayout プロパティは廃止とし、対応するプロパティを GcPdfDocument で直接使用できるように GcPdfDocument.PageMode プロパティおよび GcPdfDocument.PageLayout プロパティを追加しました。
WidgetAnnotation.TriggerEvents.Activate プロパティは廃止とし、対応するプロパティを WidgetAnnotation で直接できるように WidgetAnnotation.Activate プロパティを追加しました。
GrapeCity.Documents.Pdf.Annotations.ImageScale クラスは GrapeCity.Documents.Pdf.Wrappers.PdfDictWrapper からの派生クラスとなりました(以前は NotifyObject からの派生クラスでした)。
GrapeCity.Documents.Pdf.Annotations.ButtonAppearance.Image プロパティの型を object から IXObject に変更しました。IXObject は FormXObject と PdfImageObjectBase の共通インターフェイスです。IImage は、PdfImageHandler を使用してこのプロパティに割り当てることができます。
注釈が複数ページに属している場合でも、注釈の Pages コレクション内の最初のページのメディアボックスを使用して、その縦座標を本製品の上/左座標に変換するようになりました。本来のPDFの座標は、AnnotationBase.PdfRect プロパティで取得できます。
GrapeCity.Documents.Pdf.Structure.StructElement.ID プロパティの型を IList<byte> から IPdfString に変更しました。
PdfIndirectSerializableObject クラスを削除し、代わりに GrapeCity.Documents.Pdf.Wrappers.PdfWrapperBase クラスとその派生クラスを追加しました。
PdfDict クラスは Dictionary<PdfName, IPdfObject> からの派生クラスとなりました(以前は Dictionary<string, object> からの派生クラスでした)。文字列を直接使用する代わりに、new PdfName(string) を使用してください。
GcPdfDocument.NamedDestinations プロパティの型を IDictionary<string, Destination> から IDictionary<string, IDestination> に変更しました。IDestination は、Destination クラスと ActionGoTo クラスの共通インターフェイスです。
PdfLang 型を削除し、以前その型だったすべてのプロパティを文字列型にしました。
ICCProfile.IsSame() メソッドを削除しました。
GrapeCity.Documents.Pdf.Annotations.UnknownAnnotation.Subtype プロパティの型を文字列から PdfName に変更しました。
PdfDictWrapperObject クラスを削除しました。代わりに PdfDictWrapper クラスを使用してください。
CheckBoxField.ValueObj プロパティの動作を変更しました。CheckBoxField のすべてのウィジェットがチェック状態を表示するための外観ストリームに同じ名前を使用している場合、ブール値「true」を返すようになりました。以前は、フィールドがチェックされていない場合は「Off」、チェックされている場合は外観ストリームの名前を返していました。値を保持するために使用される PdfName を取得するには、PdfValue プロパティを使用します。
以下の既存のコレクションプロパティは、型の変更に伴い、値を直接変更できなくなりました。値を変更するには、コレクションの新しいインスタンスを作成し、それをプロパティに割り当てます。
GrapeCity.Documents.Pdf.AcroForms.SignatureLockedFields.FieldNames プロパティの型を ObservableCollection<string> から IEnumerable<string> に変更しました。
GrapeCity.Documents.Pdf.Actions.ActionHide.LinkedObjects プロパティの型を List<object> から LinkedObjectCollection に変更しました。
GrapeCity.Documents.Pdf.Annotations.PolygonAnnotationBase.Points プロパティの型を IList<PointF> から IReadOnlyList<PointF> に変更しました。
GrapeCity.Documents.Pdf.Annotations.InkAnnotation.Paths プロパティの型を ObservableCollection<PointF[]> から IReadOnlyList<IReadOnlyLust<PointF>> に変更しました。
GrapeCity.Documents.Pdf.Annotations.TextMarkupAnnotation.Area プロパティの型を ObservableCollection<Quadrilateral> から IReadOnlyList<Quadrilateral> に変更しました。
GrapeCity.Documents.Pdf.Annotations.RedactAnnotation.Area プロパティの型を ObservableCollection<Quadrilateral> から IReadOnlyList<Quadrilateral> に変更しました。
機能の追加
制限があるものの、パスワードを指定せずに保護されたPDFを開き、操作できるようになりました。実現するには、GcPdfDocument.Load(stream, DecryptionOptions) オーバーロードを使用します。
TextBoxField/ComboBoxField/CombTextField クラスにヘルパーメソッドとして SetPercentFormat()/SetPercentValue()/SetNumberFormat()/SetNumberValue()/SetDateFormat()/SetDateValue()/SetTimeFormat()/SetTimeValue()/SetSpecialFormat()/SetSpecialFormatValue() を追加しました。
GrapeCity.Documents.Pdf.TextMap.ITextMapExt 静的クラスを追加しました。ITextMap インターフェースの拡張メソッドを提供します。
ITextMapExt.GetFragmentFromRect() メソッドを追加しました。指定された矩形に対応する TextMapFragment を返すか、TextMapFragment が見つからなかった場合は null を返します。
ITextMapExt.GetFragmentFromQuadrilateral() メソッドを追加しました。指定された四辺形に対応する TextMapFragment を返すか、TextMapFragment が見つからなかった場合は null を返します。
変更
GcPdfDocument.Load() メソッドは、PDFオブジェクトの遅延読み込み(レイジーロード)を行うようになりました。この変更には、様々な製品により作成されたPDFとの互換性の向上、DioDocsが未対応のカスタムコンテンツの保持、平均読み込み速度の向上、などの利点があります。
その他
次の制限事項が解除になりました:[
7142454104975
]既存のPDFを読み込んで保存したとき、Acrobatで日本語のテキストを取得できなくなる場合がある