PowerTools InputMan for ASP.NET 8.0J
TwoDigitYearMax プロパティ
使用例 

西暦2桁入力時の有効期間(100年間)の最後の年を取得または設定します。
構文
Public Property TwoDigitYearMax As Integer
public int TwoDigitYearMax {get; set;}

プロパティ値

既定値:2029
例外
例外解説
System.ArgumentException 199〜9999以外の値が設定されています。
解説
TwoDigitYearMaxプロパティは、Windowsのコントロールパネルの設定に影響を与えないで、西暦2桁入力時の有効期間を設定します。 TwoDigitYearMaxプロパティは、入力された2桁の数値を4桁の西暦に変換するときのルールを設定するためのもので、入力日付の範囲を制限するものではありません。

例えば、TwoDigitYearMaxプロパティに"2029"を設定した場合、2桁の入力数値は、1930年〜2029年の間の年を表すものと解釈されます。つまり、年フィールドに"29"が入力された場合は"2029年"、"30"が入力された場合は"1930年"というふうに解釈されます。

なお、TwoDigitYearMaxプロパティを有効にするには、UseTwoDigitYearMaxプロパティをTrueに設定する必要があります。 UseTwoDigitYearMaxプロパティがFalseの場合、入力された2桁の数値は、Windowsのコントロールパネルの設定に基づいて4桁の西暦に変換されます。

TwoDigitYearMaxプロパティを使用する場合は、以下の点にご留意ください。
使用例
次のサンプルコードは、西暦2桁入力時の有効期間を"1951年〜2050年"に設定する方法を示します。
Imports GrapeCity.Web.Input.Core

' 書式と入力可能範囲を設定します。
GcDateTime1.Format.Pattern = "yy年 MM月 dd日"
GcDateTime1.DisplayFormat.Pattern = "yyyy年 MM月 dd日"
GcDateTime1.MinDate = DateTimeEx.Parse("1951/1/1")
GcDateTime1.MaxDate = DateTimeEx.Parse("2050/12/31")
GcDateTime1.Value = DateTimeEx.Parse("2015/4/1")

' 西暦2桁入力時の有効期間を"1951年~2050年"に設定します。
GcDateTime1.TwoDigitYearMax = 2050
GcDateTime1.UseTwoDigitYearMax = True
using GrapeCity.Web.Input.Core;

// 書式と入力可能範囲を設定します。
GcDateTime1.Format.Pattern = "yy年 MM月 dd日";
GcDateTime1.DisplayFormat.Pattern = "yyyy年 MM月 dd日";
GcDateTime1.MinDate = DateTimeEx.Parse("1951/1/1");
GcDateTime1.MaxDate = DateTimeEx.Parse("2050/12/31");
GcDateTime1.Value = DateTimeEx.Parse("2015/4/1");

// 西暦2桁入力時の有効期間を"1951年~2050年"に設定します。
GcDateTime1.TwoDigitYearMax = 2050;
GcDateTime1.UseTwoDigitYearMax = true;
参照

GcDateTime クラス
GcDateTime メンバ

 

 


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