InputMan for Windows Forms 11.0J 移行ガイド > 4.0J 以前のバージョンからの移行 > ラッパーコントロールへ移行する方法 |
InputMan には旧バージョンで作成されたアプリケーションを 11.0J 上で利用するためのラッパーコントロールが提供されています。ラッパーコントロールは、11.0J に含まれるコントロールで、旧バージョンとのインタフェースの相違を補間するコントロールです。
ここでは、4.0J 以前のバージョンで作成されたプロジェクトを 11.0J のラッパーコントロールへ移行する方法について説明します。
ラッパーコントロールへの移行は 4.0J のコントロールのみ対応しています。3.0J 以前のバージョンのコントロールで作成されたプロジェクトは、移行ツールを使用して一度 4.0J に移行する必要があります。
3.0J 以前のバージョンから移行を行う場合の手順を以下に解説します。
Visual Studio 2003 以前のバージョンのプロジェクトの場合には、最初に Visual Studio の変換ウィザードでプロジェクトを移行します。
はじめに、4.0J へプロジェクトを移行します。移行の対象となるプロジェクトが Visual Studio で開かれている場合は、該当プロジェクトを終了してください。
スタートメニューの[GrapeCity InputMan for Windows Forms 11.0J]−[ツール]から「InputMan for Windows Forms 11.0J 移行ツール」(または<製品インストールフォルダ>\Migrator フォルダにある InputManMigrationTool.exe)を起動します。
移行ツールを設定します。
[移行の対象]を設定
指定したプロジェクトのみ移行する場合は「指定したプロジェクトだけを移行する」を選択します。
フォルダ内のすべてのプロジェクトを移行する場合は「指定したフォルダ内のプロジェクトをすべて移行する」を選択します。
移行するプロジェクトファイルのパスまたはフォルダを指定します。
[移行する製品構成]を設定
指定したプロジェクトから自動検出された移行情報が表示されるので、移行情報を確認しチェックボックスをオンにします。
[オプション]を設定
必要に応じて、各項目のチェックボックスをオンにします。
〈実行〉ボタンをクリックします。移行ツールが、すべての処理を自動的に実行します。
移行の完了を知らせるメッセージが表示されたら〈終了〉ボタンをクリックし移行ツールを一度終了します。
PlusPak へ移動した以下6つのコントロールが含まれる場合には、PlusPak の移行ツールを実行します。PlusPak の移行ツールは、4.0J に移行の後、ラッパーコントロールに移行する前に行う必要があります。
PlusPak に移動したコントロールは以下の6つです。 |
移行ツールをもう一度実行して、ラッパーコントロールにプロジェクトを移行します。スタートメニューの[GrapeCity InputMan for Windows Forms 11.0J]−[ツール]から「InputMan for Windows Forms 11.0J 移行ツール」(または<製品インストールフォルダ>\Migrator フォルダにある InputManMigrationTool.exe)を再度起動します。
4.と同様の手順で移行ツールを設定します。
〈実行〉ボタンをクリックします。移行ツールが、すべての処理を自動的に実行します。
移行の完了を知らせるメッセージが表示されたら〈終了〉ボタンをクリックし、移行ツールを終了します。
Visual Studioでプロジェクトを開きます。
必要に応じて「移行後に必要な修正」を行います。
プロジェクトをリビルドします。
バージョン 4.0J から移行を行う場合の手順を以下に解説します。
PlusPak へ移動した以下6つのコントロールが含まれる場合には、まず初めに PlusPak の移行ツールを実行します。
PlusPak に移動したコントロールは以下の6つです。 |
移行の対象となるプロジェクトが Visual Studio で開かれている場合は、該当プロジェクトを終了してください。
スタートメニューの[GrapeCity InputMan for Windows Forms 11.0J]−[ツール]から「InputMan for Windows Forms 11.0J 移行ツール」(または<製品インストールフォルダ>\Migrator フォルダにある InputManMigrationTool.exe)を起動します。
移行ツールを設定します。
[移行の対象]を設定
指定したプロジェクトのみ移行する場合は「指定したプロジェクトだけを移行する」を選択します。
フォルダ内のすべてのプロジェクトを移行する場合は「指定したフォルダ内のプロジェクトをすべて移行する」を選択します。
移行するプロジェクトファイルのパスまたはフォルダを指定します。
[移行する製品構成]を設定
指定したプロジェクトから自動検出された移行情報が表示されるので、移行情報を確認しチェックボックスをオンにします。
[オプション]を設定
必要に応じて、各項目のチェックボックスをオンにします。
〈実行〉ボタンをクリックします。移行ツールが、すべての処理を自動的に実行します。
移行の完了を知らせるメッセージが表示されたら〈終了〉ボタンをクリックし、移行ツールを終了します。
Visual Studio でプロジェクトを開きます。
必要に応じて「移行後に必要な修正」を行います。
プロジェクトをリビルドします。