GrapeCity InputMan for Windows Forms 11.0J
手動による移行の実施
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InputManを利用した.NET Frameworkプロジェクトを手動で移行する場合は、以下の手順で実施します。

次は、「.NET Frameworkプロジェクトの.NET 6への移行」トピックの「手順2：移行を実施する」-「手動による移行の実施」の手順についてを説明します。

手順1：プロジェクトを.NET 6プラットフォームに移植する

Nuget形式を移行する

 プロジェクトのpackages.configファイルにNuGet参照が含まれている場合は、以下の手順に従ってNuGet形式をPackageReferenceに移行します。

  1. プロジェクトのpackages.configファイルにNuGet参照が含まれている場合は、次のようにNuGet形式をPackageReferenceに移行します。


  2. プロジェクトのpackages.configを右クリックし、[Packages.configをPackageReferenceに移行する]をクリックします。
  3. [NuGet形式をPackageReferenceに移行する]ダイアログボックスで[OK]をクリックします。
  4. Winformsプロジェクトを右クリックし、[プロジェクトのアンロード]をクリックします。ソリューションエクスプローラーでプロジェクトをダブルクリックして、プロジェクトの.csprojファイルを表示します。
  5. .csprojファイルの内容を削除し、テキストファイルにコピーして、.csprojファイルを空白にし、テキストファイルとしてバックアップします。
  6. 次のコードを空白の.csprojファイルに追加して、プロジェクトSDKタイプに変更します。プロジェクトはWindowsフォームアプリケーションプロジェクトであるため、OutputTypeは「WinExe」であることに注意してください。
    コードのコピー 
    <Project Sdk="Microsoft.NET.Sdk">
    <PropertyGroup>
        <OutputType>WinExe</OutputType>
        <TargetFramework>net6.0-windows</TargetFramework>
        <UseWindowsForms>true</UseWindowsForms>
    </PropertyGroup>
</Project>

  7. バックアップテキストファイルで「PackageReference」というテキストを見つけ、ItemGroup全体を.csprojファイルにコピーします。
  8. 以下のコードを.csprojファイルに追加して、「アセンブリ情報の自動生成」をオフにします。
    コードのコピー 
    <PropertyGroup>
    <GenerateAssemblyInfo>false</GenerateAssemblyInfo>
</PropertyGroup>

  9. ソリューションエクスプローラーで.csprjを右クリックし、[プロジェクトの再読み込み]をクリックします。

 

関連トピック
.NET Frameworkプロジェクトの.NET 6への移行

 

 

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