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日付時刻コントロールには、ドロップダウンで表示できるドロップダウンカレンダーが搭載されています。本項ではドロップダウンカレンダーの機能について解説します。
日付時刻コントロールのDropDown プロパティが参照するDateTimeDropDown クラスのDropDownType プロパティをDateDropDownType.Calendar に設定すると、ドロップダウンボタンの押下により、カレンダーが表示されます。
ドロップダウンカレンダーは、視覚的な日付入力を可能にする入力補助機能で、カレンダーの外観を自由に設定できるほか、休日の登録といったカスタマイズが可能です。カレンダーの動作やカレンダーの外観、休日設定は行うには、DropDownCalendar プロパティが参照するDropDownCalendar オブジェクトを使用します。
ドロップダウンカレンダーのイベントを使用する場合は、以下のようにしてイベントプロシージャを作成してください。日付時刻コントロール本体のイベントとは異なり、Visual StudioのIDEは、このイベントを自動生成しません。
' イベントを使用するクラスのインスタンスを設定します。 Friend WithEvents MyCalendar As GrapeCity.Win.Editors.DropDownCalendar ' DropDownCalendarオブジェクトを日付時刻コントロールに関連づけます。 Me.MyCalendar = Me.GcDateTime1.DropDownCalendar ' イベントプロシージャ Private Sub MyCalendar_Scrolled(ByVal sender As Object, ByVal e As GrapeCity.Win.Editors.ScrolledEventArgs) Handles MyCalendar.Scrolled ・・・ End Sub
// イベントプロシージャに関連づけます。 gcDateTime1.DropDownCalendar.Scrolled += new GrapeCity.Win.Editors.ScrolledEventHandler(this.myCalendar_Scrolled); // イベントプロシージャ private void myCalendar_Scrolled(object sender, GrapeCity.Win.Editors.ScrolledEventArgs e) { ・・・ }