MESCIUS InputMan for Windows Forms 12.0J
視覚的な補助

リストコントロールで提供している視覚的な補助機能について解説します。

オーバーフローチップの表示

ShowOverflowTip プロパティを使用して、項目のText プロパティに割り当てられた文字列がコントロールの幅に収まりきらないときに、オーバーフローチップにすべての文字列を表示するかどうかを設定します。

ShowOverflowTip プロパティをTrueに設定すると、コントロールの上にマウスカーソルが置かれたときにオーバーフローチップを表示します。Falseに設定するとオーバーフローチップは表示されません。


(図) オーバーフローチップを表示したリストコントロール

ツールチップの表示

リストコントロールでは、補助的な情報を表示する手段としてShowItemTip プロパティを提供しています。ShowItemTip プロパティがTrueに設定されている場合、マウスカーソルが項目の上にあるときに、その項目のToolTipText プロパティに割り当てられた文字列を表示します。


(図) ツールチップを表示したリストコントロール

フローティングラベル

PlaceHolderプロパティを使用することで、テキストボックスなどの入力エリア内にラベルを表示できる「フローティングラベル」を設定できます。コントロールが未入力の場合、このラベルはプレースホルダーとして機能します。また、テキスト入力に応じてラベルは縮小され、コントロール内の上部に移動します。

AlternateTextプロパティが設定されている場合には、コントロールが未入力であってもフローティングラベルは上部に表示されます。

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