PowerTools InputMan for Windows Forms 8.0J > InputManの使い方 > 数値コントロール > データベース接続 |
数値コントロールをデータベースに接続するには、通常、次の2つの手順が必要です。
データセットを作成する方法には、設計時にVisual Studioのデータ ソース構成ウィーザードを利用する方法と、コードで作成する方法の2種類があります。以下では、次の項目に分けてデータベースに接続する方法を解説します。なお、接続するデータベースは、製品に付属しているSample.mdbを前提にしています。
数値コントロールでデータ接続をサポートしているのは、Text、Valueの2つのプロパティです。
|
数値コントロールのValueプロパティに「人口」テーブルの「総人口」フィールドを接続します。
前項のようにプロパティを設定するほかに、データソースウィンドウからドラッグ&ドロップして簡単にデータに接続したコントロールを貼り付けることもできます。
データセットを作成する前に、OleDbConnectionとOleDbDataAdapterの各オブジェクトを生成しておく必要があります。また、データベースのパスは、環境に合わせて設定し直してください。
Imports System.Data.OleDb Friend aConn As OleDbConnection = New OleDbConnection( _ "Provider=Microsoft.Jet.OLEDB.4.0;" _ + "Data Source= C:\Program Files\InputManWin8\Data\Sample.mdb;") Friend aDA As OleDbDataAdapter = New OleDbDataAdapter( _ "SELECT 総人口 FROM [人口]", aConn) Friend aDS As DataSet = New DataSet()
using System.Data.OleDb; private OleDbConnection aConn = new OleDbConnection( "Provider=Microsoft.Jet.OLEDB.4.0;" + "Data Source= C:\\Program Files\\InputManWin8\\Data\\Sample.mdb;"); private OleDbDataAdapter aDA = new OleDbDataAdapter( "SELECT 総人口 FROM [人口]", aConn); private DataSet aDS = new DataSet();
データセット(aDS)を数値コントロールに接続する前に、aDSにテーブルを格納しておく必要があります。最初のコードは、そのためのものです。次に、データセットのaDSを数値コントロールのDataBindingsプロパティに設定します。
DataBindingsプロパティが参照するControlBindingsCollectionオブジェクトのAddメソッドの引数には、次のように設定します。
第1引数:データをバインドするプロパティ名(文字列型) 第2引数:対象となるデータセット 第3引数:データをバインドするテーブルと列名(文字列型)
aDA.Fill(aDS, "人口") GcNumber1.DataBindings.Add("Value", aDS, "人口.総人口", True)
aDA.Fill(aDS, "人口"); gcNumber1.DataBindings.Add("Value", aDS, "人口.総人口", true);