GrapeCity.Win.Editors.v80 アセンブリ > GrapeCity.Win.Editors 名前空間 > GcTextBox クラス : Multiline プロパティ |
値 | 説明 |
---|---|
True | コントロールに複数行のテキストを入力および表示きます。 |
False | 改行コードが無効になり、複数行にはできません。 |
MultiLine プロパティがTrueに設定されている場合、 WrapMode プロパティをWordWrapあるいはCharWrapにすると、入力されたテキストは、自動的に次の行に折り返されます。 WrapMode プロパティをNoWrapにすると、改行文字が入力されるまで次の行へは折り返されません。
スクロールバーを表示するには、ScrollBars プロパティを使用します。また、ScrollBarMode プロパティで、スクロールバーを常に表示するか、コンテキストに応じて自動的に表示させるかを指定できます。
MultiLine プロパティをTrueにした場合のキーボード操作は、 AcceptsReturn プロパティと AcceptsTab プロパティの設定内容により異なります。詳細は、これらのプロパティの項目を参照してください。
MultiLine プロパティがTrueのとき、Microsoft.VisualBasic.Strings.Chr( 10 )と Microsoft.VisualBasic.Strings.Chr( 13 )で表される改行復帰文字が有効になります。 MultiLine プロパティがFalseのときでも、これらの文字コードをコーディングまたは コピー&ペーストによってText プロパティに設定することが可能です。 ただし、この設定は、MultiLine プロパティがTrueに設定されるまで有効にはなりません。
また、MultiLine プロパティがFalseの場合、 エンドユーザーがタブおよび改行復帰文字をキーボードから入力することはできません。 MultiLine プロパティがTrueのときにエンドユーザーによるタブ文字入力を有効にするには、 AcceptsTab プロパティをTrueに設定する必要があります。