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「JPAddress辞書データ作成ツール」を使用することで、最新の郵便番号データおよび住所情報にて、JPAddressの辞書ファイルを作成することができます。本ツールは、最新のサービスパックインストーラを弊社Webサイトからダウンロードした際に、ダウンロードzip内に含まれています。あるいは、「アップデート版」ページから個別にダウンロードすることができます。
実行ファイル(JPAddressDataGenerationTool.exe)を直接起動することでGUIモードで動作するほか、引数を渡すことでコマンドモードで実行することができます。また、configファイルを編集することで、ツールの動作をカスタマイズできます。
GUIモードにて辞書データを更新する場合は、以下の手順に従います。
既定では、更新前の辞書データのバックアップファイルを作成します。バックアップを作成しない場合は、このオプションのチェックをオフにします。 作成したバックアップファイルは、JPAddressのRollback()メソッドで使用することができます。 |
ASP.NET用のSP6以降をご利用の場合は、[%CommonApplicationData%]\MESCIUS\JPAddressフォルダにある辞書データが更新されます。 |
コマンドラインモードにて辞書データを更新する場合は、以下の手順に従います。
JPAddressDataGenerationTool.exe -s
既定では、更新前の辞書データのバックアップファイルを作成します。バックアップを作成しない場合は、以下のようにbackupオプションを指定します。 JPAddressDataGenerationTool.exe -s --backup=false 作成したバックアップファイルは、JPAddressのRollback()メソッドで使用することができます。 |
ASP.NET用のSP6以降をご利用の場合は、[%CommonApplicationData%]\MESCIUS\JPAddressフォルダにある辞書データが更新されます。 |
JPAddressDataGenerationTool.exe.configファイルのappSettingsセクションを使用して、いくつかのオプションを追加できます。
以下の記載例では、value引数の値として既定値を示しています。それぞれ、実際の環境に合わせて変更してください。 |
<add key="outputDir" value="C:/ProgramData/MESCIUS/JPAddress" />
<add key="KEN_ALL" value="https://www.post.japanpost.jp/zipcode/dl/kogaki/zip/ken_all.zip" /> <add key="JIGYOSYO" value="https://www.post.japanpost.jp/zipcode/dl/jigyosyo/zip/jigyosyo.zip" /> <add key="shigai_list" value="https://www.soumu.go.jp/main_content/000141817.pdf" />
<add key="logDir" value="C:/ProgramData/MESCIUS/JPAddress" />
<add key="backupDir" value="C:/ProgramData/MESCIUS/JPAddress/GcJPAddressBackup" />
以下にconfigファイルの設定例を示します。
appSettings> <add key="outputDir" value="./data" /> <add key="logDir" value="./log" /> <add key="backupDir" value="./backup" /> </appSettings>
応用的な使い方として、Windows10 のタスクスケジューラにて「JPAddress 辞書データ作成ツール」を定期的なタスクとして実行することで、辞書ファイルを常に最新の内容に自動更新することができます。
この方法で辞書ファイルを自動更新するには、以下の手順に従います。
以上の設定により、指定した日時にツールを実行して、辞書ファイルを自動的に作成することができます。