列の追加

列モードでは行と列が反転するため、列の操作をする場合には行インデックスを使用して対象の列を指定します。
ここでは、列の追加についての操作方法を説明します。

ユーザーによる列の追加

GcMultiRow.AllowUserToAddRowsプロパティがTrueに設定されている場合、ユーザーはGcMultiRowコントロールの最右列に表示されるエディタを使用して列を追加できます。

Visual Basic
C#

GcMultiRow1.AllowUserToAddRows = True

gcMultiRow1.AllowUserToAddRows = true;

GcMultiRow.AllowUserToAddRowsプロパティがFalseに設定されている場合、GcMultiRowコントロールの最右列にエディタが表示されず、ユーザーは列の追加を行うことができません。

Visual Basic
C#

GcMultiRow1.AllowUserToAddRows = False

gcMultiRow1.AllowUserToAddRows = false;

コーディングによる列の追加

開発者はRowCollection.AddメソッドまたはRowCollection.Insertメソッドを使用して列を追加できます。

Visual Basic
C#

GcMultiRow1.Rows.Add()

gcMultiRow1.Rows.Add();

GcMultiRowコントロールがデータソースにバウンドしているとき、RowCollection.Addメソッドで行を追加することはできません。この場合、データソースで行を追加してください（例：BindingSource.AddNewメソッド、DataTable.Rows.Addメソッドなど）。

Visual Basic
C#

GcMultiRow1.Rows.Insert(2)

gcMultiRow1.Rows.Insert(2);

列数による列の追加

GcMultiRowコントロールの列数を変更すると、増加分だけ列を追加できます。

Visual Basic
C#

GcMultiRow1.RowCount += 3

gcMultiRow1.RowCount += 3;

GcMultiRowコントロールがデータソースにバウンドしているとき、GcMultiRow.RowCountプロパティで行数を変更することはできません。この場合、データソースの行数（レコード数）を変更してください。

データソースによる行の追加

GcMultiRowコントロールがデータソースにバインドしているとき、データソースのIBindingList.AllowNewプロパティの両方がtrueに設定されていれば、データソースを通してGcMultiRowコントロールに行を追加できます。

行の追加イベント

開発者がGcMultiRowコントロールに行を追加するとGcMultiRow.RowsAddingイベントが発生します。行が追加された後にはGcMultiRow.RowsAddedイベントが発生します。ユーザーが行エディタを使用して行を追加すると、GcMultiRow.UserAddedRowイベントが発生します。