GrapeCity.Win.MultiRow.v80 アセンブリ > GrapeCity.Win.MultiRow 名前空間 > Cell クラス : TouchToolBar プロパティ |
Public Overridable Property TouchToolBar As MultiRowTouchToolBar
public virtual MultiRowTouchToolBar TouchToolBar {get; set;}
このプロパティは、ユーザーがセルを長押しまたは既に選択されたセルをタップしたときに一般に表示されるタッチツールバーを示します。このプロパティを変更すると、GcMultiRow.CellTouchToolBarChanged イベントが発生します。
GcMultiRowコントロールで GcMultiRow.DataSource または GcMultiRow.VirtualMode を設定した場合は、GcMultiRowの GcMultiRow.CellTouchToolBarNeeded イベントを処理できます。これは、大量のデータを操作しているときに、複数のセルの TouchToolBar 値を設定することでパフォーマンスペナルティが生じる事態を避けるために役立ちます。
また、個々のセルではなく個々のセクションにタッチツールバーを指定することもできます。そのためには、セクションの Section.TouchToolBar プロパティを設定するか、GcMultiRowコントロールの GcMultiRow.SectionTouchToolBarNeeded イベントを処理します。セルのTouchToolBarプロパティを設定すると、セクションの Section.TouchToolBar プロパティの設定がオーバーライドされます。また、GcMultiRow.CellTouchToolBarNeeded イベントは、SectionTouchToolBarNeededイベントとセクションのTouchToolBarプロパティ設定の両方をオーバーライドします。ただし、セクションのタッチツールバーがオーバーライドされないように、セルのタッチツールバーに null 参照 (Visual Basicでは Nothing) を指定することもできます。