デザイナによる設定
デザイナでセルの検証と共にThreeStateIconNotify使用するには、次のように操作します。
- 値を検証するセルを選択する。(例: numericUpDownCell1)
- プロパティウィンドウでValidatorsプロパティを選択し、[...]ボタンをクリックする。
- 表示されたCellValidatorコレクションエディタで左上のコンボボックスから「RangeValidator」を選択し、[追加]をクリックする。
- [メンバ]リストでRangeValidatorが選択されていることを確認する。
- 画面右のプロパティグリッドでMaxValueプロパティを選択し、「10」を入力する。
- 画面右のプロパティグリッドでMinValueプロパティを選択し、「0」を入力する。
- [OK]ボタンをクリックしてウィンドウを閉じる。
- 画面右のプロパティグリッドでActionsプロパティを選択し、[...]ボタンをクリックする。
- 表示されたCellValidateActionコレクションエディタでThreeStateIconNotifyを追加する。
- [メンバ]リストでThreeStateIconNotifyが選択されていることを確認する。画面右のプロパティグリッドでDoActionReasonプロパティにEndEditを設定する。
- [OK]ボタンをクリックしてCellValidateActionコレクションエディタを閉じる。
- [OK]ボタンをクリックしてCellValidatorコレクションエディタを閉じる。
- デザイナのドキュメントウィンドウのタブを「実行時」に切り替える。
- numericUpDownCell1に「20」を入力してセルを移動して、エラー時のアイコンが表示されることを確認する。
- numericUpDownCell1に「5」を入力してセルを移動して、正常時のアイコンが表示されることを確認する。
コーディングによる設定
次のコードは、セルに0〜10の範囲を超える数値が入力されたときにエラー時のアイコンを表示し、0〜10の範囲内の値が入力されたときに正常時のアイコンを表示します。
Imports GrapeCity.Win.MultiRow Dim NumericUpDownCell1 As New NumericUpDownCell() Dim RangeValidator1 As New RangeValidator() RangeValidator1.RequiredType = GetType(Integer) RangeValidator1.MaxValue = 10 RangeValidator1.MinValue = 0 RangeValidator1.Actions.Add(New ThreeStateIconNotify()) NumericUpDownCell1.Validators.Add(RangeValidator1) Dim cells As Cell() = {NumericUpDownCell1} GcMultiRow1.Template = Template.CreateGridTemplate(cells) GcMultiRow1.RowCount = 10
using GrapeCity.Win.MultiRow; NumericUpDownCell numericUpDownCell1 = new NumericUpDownCell(); RangeValidator rangeValidator1 = new RangeValidator(); rangeValidator1.RequiredType = typeof(int); rangeValidator1.MaxValue = 10; rangeValidator1.MinValue = 0; rangeValidator1.Actions.Add(new ThreeStateIconNotify()); numericUpDownCell1.Validators.Add(rangeValidator1); Cell[] cells = { numericUpDownCell1 }; gcMultiRow1.Template = Template.CreateGridTemplate(cells); gcMultiRow1.RowCount = 10;
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