ドロップダウンウィンドウへのコントロールの追加
ドロップダウンウィンドウにコントロールを追加することができます。通常、ドロップダウンウィンドウには入力される値を格納するコントロール(たとえば、リストボックス、データグリッドなど)、あるいは補助的な機能を持つコントロール(たとえば、電卓、カレンダーなど)を配置します。追加できるコントロールは一つのみです。複数のコントロールを使用したい場合は、あらかじめユーザーコントロールを用意し追加します。
ドロップダウンウィンドウにコントロールを追加するには、次の手順に従います。
実行時に、ドロップダウンウィンドウを表示するには、下記の方法があります。
ドロップダウンウィンドウを閉じるには、下記の方法があります。
ドロップダウンウィンドウにコントロールを追加するには、次の手順に従います。
- 追加するコントロール(ここではGcCalendar)を GcComboFrame コントロールと同じフォームに配置します。
- GcComboFrame コントロールを選択して、スマートタグを開いて「ドロップダウンコントロール」から追加するコントロールを選択します。あるいは、プロパティウィンドウでDropDownControl プロパティを選択してドロップダウンリストから選択することも可能です。
- 実行時にドロップダウンウィンドウを開くと、追加したコントロールが表示されます。
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実行時に、ドロップダウンウィンドウを表示するには、下記の方法があります。
- DropDownButton をクリックする
- [F4]キーを押す
- [Alt] + [Down]か[Alt] + [Up]キーを押す
- DroppedDown プロパティをTrueに設定する
ドロップダウンウィンドウを閉じるには、下記の方法があります。
- ドロップダウンウィンドウ以外の領域をクリックする
- [F4]キーを押す
- [Esc]キーを押す
- [Alt] + [Down]か[Alt] + [Up]キーを押す
- DroppedDown プロパティをFalseに設定する
ドロップダウンウィンドウのカスタマイズ
ドロップダウンウィンドウの外観や動作をカスタマイズするには、DropDownSettings プロパティを使用します。DropDownSettingプロパティはComboFrameDropDownSettingsクラスによってGcComboFrame コントロールのドロップダウンウィンドウの外観や動作をカスタマイズします。
ドロップダウンウィンドウのサイズはSize プロパティで設定します。最大サイズは、MaximumSize、最小サイズはMinimumSize プロパティで指定することが可能です。ドロップダウンウィンドウのサイズを配置したコントロールのサイズに合わせて自動的に変更したい場合にはAutoSize プロパティをTrue に設定します。
デフォルトではドロップダウンウィンドウのリサイズが可能です。下部にサイズ変更用のリサイズグリップが表示され、ドロップダウンウィンドウのサイズが変更されたときにDropDownSizeChanged イベントが発生します。リサイズグリップを非表示にしてリサイズを許可しないようにするには、AllowResize プロパティをFalse に設定します。
また、リサイズグリップが表示されたときドロップダウンコントロール領域との間に分割線が表示されますが、この分割線を非表示するには、ShowSeparator プロパティを Falseに設定します。
ドロップダウンウィンドウを表示する方向やアニメーション効果などの変更も可能です。これらを変更する場合には下記プロパティを設定します。
ドロップダウンウィンドウのサイズはSize プロパティで設定します。最大サイズは、MaximumSize、最小サイズはMinimumSize プロパティで指定することが可能です。ドロップダウンウィンドウのサイズを配置したコントロールのサイズに合わせて自動的に変更したい場合にはAutoSize プロパティをTrue に設定します。
デフォルトではドロップダウンウィンドウのリサイズが可能です。下部にサイズ変更用のリサイズグリップが表示され、ドロップダウンウィンドウのサイズが変更されたときにDropDownSizeChanged イベントが発生します。リサイズグリップを非表示にしてリサイズを許可しないようにするには、AllowResize プロパティをFalse に設定します。
AllowResize = True | AllowResize = False |
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また、リサイズグリップが表示されたときドロップダウンコントロール領域との間に分割線が表示されますが、この分割線を非表示するには、ShowSeparator プロパティを Falseに設定します。
ShowSeparator = True | ShowSeparator = False |
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ドロップダウンウィンドウを表示する方向やアニメーション効果などの変更も可能です。これらを変更する場合には下記プロパティを設定します。
プロパティ名 | 説明 |
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AutoDropDown | フォーカスを取得した直後にドロップダウンウィンドウを表示するかどうかを取得または設定します。 |
DropDownDirection | ドロップダウンウィンドウを表示する方向を取得または設定します。 |
OpeningAnimation | ドロップダウンウィンドウが開くときに使用するアニメーション効果の種類を取得または設定します。 |
ClosingAnimation | ドロップダウンウィンドウが閉じるときに使用するアニメーション効果の種類を取得または設定します。 |
ShowShadow | ドロップダウンウィンドウの影を表示するかしないかを取得または設定します。 |