GcTabControlとの違い

ここでは、GcMdiTabControl コントロールとGcMdiTabControl コントロールの違いについて解説します。

GcTabControl との相違機能

GcMdiTabControl コントロールは、GcTabControl コントロールと同等の機能を有しますが、以下の点について若干違いがあります。

タブの画像

タブに画像を表示する場合、GcTabControl コントロールではImageListプロパティと GcTabPage.IImageIndexプロパティにより設定しますが、GcMdiTabControl コントロールはフォームのタイトルバーに表示するアイコンをタブの画像にします。フォームのアイコンをタブに表示するかどうかは GcMdiTabControl.ShowChildIconプロパティで設定します。また、アイコンのタブ上の配置は TabStyle.ImageAlign プロパティで設定します。

Visual Basic
C#

' タブにフォームのアイコンを表示します
GcMdiTabControl1.ShowChildIcon = True
' タブの画像をテキストの右側に配置します
GcMdiTabControl1.TabStyle.ImageAlign = GrapeCity.Win.Common.ImageAlign.Right

// タブにフォームのアイコンを表示します
gcMdiTabControl1.ShowChildIcon = true;
// タブの画像をテキストの右側に配置します
gcMdiTabControl1.TabStyle.ImageAlign = GrapeCity.Win.Common.ImageAlign.Right;

コマンドアイコン

タブの表示領域の右側に、「閉じる」アイコン、「最小化」アイコン、「復元」アイコンを表示するかどうかを設定できます。設定は、それぞれ MdiTabCommandIconList.ShowCloseIcon プロパティ、MdiTabCommandIconList.ShowMinimizeIconプロパティ、MdiTabCommandIconList.ShowRestoreIconプロパティで設定します。

Visual Basic
C#

' 各コマンドアイコンを表示します
GcMdiTabControl1.CommandIconList.ShowCloseIcon = True
GcMdiTabControl1.CommandIconList.ShowMinimizeIcon = True
GcMdiTabControl1.CommandIconList.ShowRestoreIcon = True

// 各コマンドアイコンを表示します
gcMdiTabControl1.CommandIconList.ShowCloseIcon = true;
gcMdiTabControl1.CommandIconList.ShowMinimizeIcon = true;
gcMdiTabControl1.CommandIconList.ShowRestoreIcon = true;

上記のタブの画像とコマンドアイコンの設定は、それぞれの子フォームの設定に関係なく全ての子フォームに対して実行されます。