WriteAsync メソッド

ソケットでの非同期書き込みを開始します。

シンタックス

Visual Basic (宣言)
C#

Public Sub WriteAsync( _
   ByVal buffer() As Byte, _
   ByVal offset As Integer, _
   ByVal count As Integer, _
   ByVal callback As TcpAsyncCallback, _
   ByVal state As Object _
)

public void WriteAsync( 
   byte[] buffer,
   int offset,
   int count,
   TcpAsyncCallback callback,
   object state
)

パラメータ

buffer: 書き込むデータを格納するバイト配列。
offset: バッファー内のデータ書き込みを開始する位置。
count: 書き込むバイト数。
callback: 操作が完了した後、IO完了スレッドで呼び出されるメソッドを参照するTcpAsyncCallbackデリゲート。
state: 操作が完了した後、呼び出されたデリゲートに渡すオブジェクト。nullを指定できます。

解説

TCPコンポーネントを使用するときは通常、ワーカー（非UI）スレッドでブロッキング呼び出しを行います。この手法では状態情報を保存する必要がないため、開発が非常に簡単になりますが、接続ごとに専用のスレッドが必要になります。ただし、ソケットごとに専用のワーカースレッドが作成される方法では拡張性が十分でないケースもあります。サーバーアプリケーションなどの場合は、IO完了ポートを使用する非同期メソッドを使用できます。このメソッドを使用すると、接続ごとに専用のワーカースレッドは作成されず、操作が完了した後、指定したコールバックがIO完了スレッドに呼び出されます。これは、拡張性のある高パフォーマンスサーバーを作成する最良の方法です。

参照

パラメータ

関連項目