GrapeCity Secure FTP for .NET 4.0J
通信ログを取得する

Ftpコンポーネントがデータを送受信したとき、Connection.Logイベントが発生します。このLogイベントの引数から、FtpコンポーネントとFTPサーバーとの間で実際に送受信されたコマンドを取得できます。

この情報は通信ログとして利用でき、障害発生時の原因究明などに役立ちます。

Visual Basic
コードのコピー
Private Sub Ftp1_Connection_Log(sender As System.Object, e As Dart.Ftp.DataEventArgs) Handles Ftp1.Connection.Log
    ' 送受信したコマンドのログを出力します。
    System.Diagnostics.Debug.WriteLine(e.Data.ToString())
End Sub
C#
コードのコピー
private void ftp1_Connection_Log(object sender, Dart.Ftp.DataEventArgs e)
{
    // 送受信したコマンドのログを出力します。
    System.Diagnostics.Debug.WriteLine(e.Data.ToString());
}

たとえば「イベント処理を実装する」のサンプルコードでは上記と同じ処理を実装していますが、正常に実行された場合は、以下のようなログが出力されます。

220 FTP Service

USER myUsername

331 Password required for myUsername.

PASS myPassword

230 User logged in.

PWD

257 "/" is current directory.

QUIT

221 Goodbye.

  • 実際に出力されるログの内容は、FTPサーバーの種類や設定によって異なります。
  • イベント処理の実装方法については「イベント処理を実装する」をご覧ください。

 

 


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