プロキシサーバーを介してPOPサーバーへ接続する

プロキシサーバーを介してPOPサーバーへ接続するには、Proxyクラスの各種プロパティを設定します。その他の設定や処理は、通常の接続方法と同じです。

サンプルコードの先頭にある名前空間の参照文（Visual BasicではImports、C#ではusing）は、ソースファイルの先頭に記述してください。
本トピック以降のサンプルコードでは、サーバー接続設定に関するコードの記載を省略している場合があります。

Visual Basic
C#

Imports Dart.Mail
Imports Dart.Mail.Pop

' 接続するPOPサーバーとポート番号を指定します。
Pop1.Session.RemoteEndPoint = New Dart.Mail.IPEndPoint("pop.myMailServer.com", Pop1.GetDefaultPort(Pop1.Session))
    
' ユーザー名とパスワードを設定します。
Pop1.Session.Username = "myUsername"
Pop1.Session.Password = "myPassword"

' プロキシサーバーのサーバー名とポート番号を指定します。
Pop1.Session.Proxy.RemoteEndPoint = New Dart.Mail.IPEndPoint("myProxyServer", 80)
    
' 認証が必要な場合には、ユーザー名とパスワードも設定します。
Pop1.Session.Proxy.Username = "myProxyUsername"
Pop1.Session.Proxy.Password = "myProxyPassword"

' POPサーバーに接続します。
Pop1.Connect()

' POPサーバーにログインし、メールの情報を取得します。
Pop1.Authenticate(True, True)

using Dart.Mail;
using Dart.Mail.Pop;

// 接続するPOPサーバーとポート番号を指定します。
pop1.Session.RemoteEndPoint = new Dart.Mail.IPEndPoint("pop.myMailServer.com", Pop.GetDefaultPort(pop1.Session));
    
// ユーザー名とパスワードを設定します。
pop1.Session.Username = "myUsername";
pop1.Session.Password = "myPassword";

// プロキシサーバーのサーバー名とポート番号を指定します。
pop1.Session.Proxy.RemoteEndPoint = new Dart.Mail.IPEndPoint("myProxyServer", 80);
    
// 認証が必要な場合には、ユーザー名とパスワードも設定します。
pop1.Session.Proxy.Username = "myProxyUsername";
pop1.Session.Proxy.Password = "myProxyPassword";

// POPサーバーに接続します。
pop1.Connect();

// POPサーバーにログインし、メッセージの情報を取得します。
pop1.Authenticate(true, true);