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ページのコールバックを行います。
FpSpread1.CallBack(cmd);
下記のコマンド名は製品が使用する文字列です。これらの文字列は製品によって予約されています、アプリケーション独自のコールバック処理にこれらの文字列を使用しない様に注意してください。アプリケーション独自のコールバック処理にこれらの文字列を使用しても製品はそれらの処理を無視し、あらかじめ製品で定められた処理を実行します。
予約済みコマンド名 | 対応するFpSpreadクラスのイベント | 説明 |
---|---|---|
ActiveSpread | - - | Spreadをアクティブなコンポーネントに指定します(低レベルブラウザ向けに製品が内部的に使用します。アプリケーション側で使用できるイベントは発生しません)。 |
Add | InsertCommand | 行を追加します。イベントが発生します。 |
Cancel | CancelCommand | 操作をキャンセルします。イベントが発生します。 |
CellClick | CellClick | マウスの左ボタンでセルをクリックした時の動作です、イベントが発生します。 |
Chart | - - | チャートで使用されます。 |
ChildView | ChildViewCreated | HierarchicalViewプロパティがFalseに設定されている場合に指定された親行の子階層を表示します。イベントが発生します。 |
Color | AutoFilteredColumn AutoFilteringColumn | フィルタリングで使用されます。 |
ColumnHeaderClick | ColumnHeaderClick | 列ヘッダがクリックされた時の動作です、イベントが発生します。 |
Date | AutoFilteredColumn AutoFilteringColumn | フィルタリングで使用されます。 |
Delete | DeleteCommand | 行を削除します。イベントが発生します。 |
Edit | EditCommand | 編集ボタンをクリックした時の動作です、イベントが発生します。 |
ExpandView | ChildViewCreated | 指定した行を展開、または縮小します。行を展開し子階層を表示する場合はChildViewCreatedイベントが発生します。 |
Filter$reset | - - | フィルタをクリアします。 |
First | TopRowChanged | 先頭ページに移動します。 |
GC$InsertRow | - - | タッチツールバーの行の挿入メニューで、選択した行の上に行を挿入します。選択した行数と等しい行数が挿入されます。 |
GC$DeleteRow | - - | タッチツールバーの行の削除メニューで、選択した行を削除します。 |
GC$HideRow | - - | タッチツールバーの行の非表示メニューで、選択した行を非表示にします。 |
GC$UnhideRow | - - | タッチツールバーの行の再表示メニューで、選択範囲の非表示行を再表示します。 |
GC$InsertColumn | - - | タッチツールバーの列の挿入メニューで、選択した列範囲の前に列を挿入します。 |
GC$DeleteColumn | - - | タッチツールバーの列の削除メニューで、選択した列を削除します。 |
GC$HideColumn | - - | タッチツールバーの列の非表示メニューで、選択した列を非表示にします。 |
GC$UnhideColumn | - - | タッチツールバーの列の再表示メニューで、選択範囲の非表示列を再表示します。 |
Group | Grouped Grouping | グループ化します。 |
GroupBar | Grouped | グループバーで使用します。 |
Icon | AutoFilteredColumn AutoFilteringColumn | フィルタリングで使用されます。 |
Insert | InsertCommand | 指定された位置に行を挿入します。イベントが発生します。 |
Last | TopRowChanged | 最終ページに移動します。 |
LoadOnDemand | - - | 行をロードします。 |
Menu | MenuItemClicked | コンテキストメニューで使用されます。 |
MoveCol | - - | 列を移動します。 |
MultiValues | AutoFilteredColumn AutoFilteringColumn | フィルタリングで使用されます。 |
Next | TopRowChanged | シートの次のページを表示します。 |
Number | AutoFilteredColumn AutoFilteringColumn | フィルタリングで使用されます。 |
Page | TopRowChanged | シートの指定されたページを表示します。 |
Prev | TopRowChanged | シートの1つ前のページを表示します。 |
PrintSheet | シートを印刷します。 | |
PrintPDF | PrintPDF | PDFファイルにエクスポートします。 |
RefreshChart | - - | チャートで使用されます。 |
Regroup | Grouped Grouping | 行を再びグループします。 |
RetrieveFilterBarMenus | - - | フィルタリングで使用されます。 |
RowHeaderClick | RowHeaderClick | 行ヘッダをクリックした時の動作です。 |
ScrollDownToPage | TopRowChanged | 下方ページに移動します。 |
ScrollUpToPage | TopRowChanged | 上方ページに移動します。 |
Select | ActiveRowChanged | 指定された行を選択します(低レベルブラウザ向けに製品が内部的に使用します。アプリケーション側で使用できるイベントは発生しません)。 |
SelectView | ActiveSheetChanged | 指定されたシートを表示します。 |
SortAZ | - - | 昇順でソートします。 |
SortColumn | SortColumnCommand | 指定した列に対して行をソートします。 |
SortZA | - - | 降順でソートします。 |
TabLeft | - - | 1つ前のスプレッドシートタブを左に表示します。 |
TabRight | - - | 次のスプレッドシートのタブを右に表示します。 |
Text | AutoFilteredColumn AutoFilteringColumn | フィルタリングで使用されます。 |
Top10 | AutoFilteredColumn AutoFilteringColumn | フィルタリングで使用されます。 |
Ungroup | Ungrouped | グループ化を解除します。 |
Update | UpdateCommand | 変更を確定します。 |
UpdateValues | - - | FpSpread.ClientAutoCalculation が True に設定されているときに使用されます。セルの値が更新された場合にSPREADが更新します。 |
FpSpreadクラスのイベントに対応するコマンド名を引数に指定してCallBackメソッドを実行すると、SPREADのコマンドバーの各ボタンを押した時と同じ動作を得ることができます。
例えば、ChildViewコマンドは次の様になります。ここで指定するrelationnameは表示する階層を表すリレーションの名称です。
FpSpread("FpSpread1").CallBack("ChildView,relationname");
ExpandViewコマンドは次の様になります。ここで指定するrownumは0から開始する行インデックスです。例えば「2」を指定した場合、親シートの3行目を展開し子階層を表示します。親以下の階層の行を展開したい場合、その階層におけるシート名を指定する必要があります。
FpSpread("FpSpread1").CallBack("ExpandView,rownum");
次のコードは、指定した階層の4行目を展開します。
function DoCallBack() { var ss = event.spread; ss.CallBack("ExpandView,3"); }
Pageコマンドは次の様になります。ここで指定するpagenumは、アクティブシートにおける0から開始するページ番号です。例えば「2」を指定した場合、アクティブシートを3ページ目まで移動します。
FpSpread("FpSpread1").CallBack("Page,pagenum");
注意: Spreadコントロールでイベント発生中にCallBackメソッドを使用すると、無効な状態となる可能性があります。この事態を防止するには、次のようなコードを試してみてください。
JavaScript |
コードのコピー
|
---|---|
function SelectionChanged(e) { setTimeout(function() { spread.Callback("Update"); }, 0); } |
製品で予約されていない文字列を CallBack メソッドのコマンド名に指定すると、サーバー側でButtonCommand イベントが発生します。コマンド名に指定した文字列はイベント引数SpreadCommandEventArgs クラスのCommandName プロパティから取得できます。つまり、アプリケーション独自のコマンド名を指定することでButtonCommand イベントの中で各コールバックを識別することができます。
protected void FpSpread1_ButtonCommand(object sender, FarPoint.Web.Spread.SpreadCommandEventArgs e) { if(e.CommandName == "MyCommand") FpSpread1.Sheets[0].Cells[0, 0].Text = "My Command Worked"; } }
Private Sub FpSpread1_ButtonCommand(ByVal sender As Object, ByVal e As FarPoint.Web.Spread.SpreadCommandEventArgs) Handles FpSpread1.ButtonCommand If e.CommandName = "MyCommand" Then FpSpread1.Sheets(0).Cells(0, 0).Text = "My Command Worked" End If End Sub
JavaScriptの記述
function ButtonClick() { FpSpread("FpSpread1").CallBack("MyCommand"); }
なし
次に、組み込みコマンドの1つとともにこのメソッドを使用したサンプルコードを示します。 このメソッドを含むクライアント側スクリプトは、次のようになります。
function SortIt() { FpSpread("FpSpread1").CallBack("SortColumn"); }
ここでは製品で予約されたコマンド名「Update」を指定してCallBackメソッドを実行します。サーバー側ではUpdateCommand イベントが発生します。
function window.onload() { var spread = FpSpread("FpSpread1"); if (spread.addEventListener) { spread.addEventListener("onDataChanged", DoCallBack, false); } else { spread.onDataChanged = DoCallBack; } } function DoCallBack() { var spread = FpSpread("FpSpread1"); spread.UpdatePostbackData(); spread.CallBack("Update"); }